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リクアワ2015も残すところ、あと1日。
 
ぱちんこAKB48の『バラの儀式』公演からは、M4『初恋の鍵』だけが164位で東京ドームシティホールにて楽曲披露となる200位以内にランクイン。
他の公演曲の順位は以下の通りでした。
 
 
【203位】 未来が目にしみる
【210位】 ときめきアンティーク
【280位】 Hell or Heaven
【293位】 バラの儀式
【297位】 夢を見るなら
【386位】 愛しさを丸めて
【449位】 幼稚園の先生
【453位】 ハングリーライオン
【559位】 誰が2人を出会わせたのか?
【613位】 失恋同盟
【730位】 最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?
 
 
 
 
 
 
順列はおおむね予想通りですが、M11『失恋同盟』の評価が低すぎる気がするのと、M1『未来が目にしみる』とM9『ときめきアンティーク』がわずかに足りなかったのが残念……いや、それを言うなら『初恋の鍵』も、もう少し上に行くと思ってたよ。
島崎遥香 / 渡辺麻友 = 現AKB48のエース2人によるユニット曲だし、ぱるるの、いいトコロの声が入ってるんだよな～♪
 
まあ、M6ぐらいで減台するホールが出てしまった、この業界で、『バラの儀式』公演のありがたみとか、この台を作るために京楽がかけた労力を理解している人は少ないはずなので、こんな記事に需要は無いんだろーなーと思います。
 
しかし――!!
 
今後、ぱちんこAKB48 バラの儀式と同様のライトミドルに分類される機械は増えます。それも、等価(持ち玉)ボーダーが16.xG/1k程度になる甘いスペックが増えますね。
SANKYOのF機動戦士ガンダム-V作戦発動-と大都の吉宗3 越後屋らんどOPENの巻が代表例ですが、他にもこうしたスペックを準備しているメーカーがあるようです。
 
現在、ホールの客層は低貸ユーザーじゃなければMAXタイプユーザーと言っても過言ではない究極の二極化状態。『バラの儀式』公演の幕が下りる前にぱちんこAKB48 バラの儀式を外してしまったホール関係者などは、「こんなスペック誰が求めてるんだよ」と言いそうですが釘を刺しときます。
 
昨年のパチスロ・AT機規制を知らない業界人はいないと思いますが、AT機同様に射幸性の高いパチンコ・MAXタイプのシェアは4円パチンコ全体の33%に達している状態です。
 
――おそらく、次に待っているのは警察庁によるMAXタイプ規制でしょうね。
 
日工組には、内規改正で他のスペックを生贄に差し出しつつMAXタイプを守って来た歴史があります。
およそ8年前に行われた『遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン』のように、内情は警察庁が水を向けたものという可能性もありますが、メーカーがパチンコの低射幸性化に取り組み始めたのは紛れもない事実。しかも、昨年、日工組会長が推進して大コケしたまわるんパチンコ大海物語3と同じ轍を踏まない形で――。
 
パチンコ屋というものは、客の要望に100%応えてしまうと商売にならない特殊なサービス業です。
それを出玉的なサービスという意味合いでだけ捉えて、出さない大義名分にして来たホール関係者は考える必要があるんじゃないですかね? パチンコ屋は射幸性の高い機械に惹かれる客の要望に応えて、「AT機やMAXタイプをジャンジャン導入しよう」という施策をしても商売にならなくなる本当に特殊なサービス業なんですよ。
 
好き放題やった挙句、AT機に続き、MAXタイプも消滅に追いやってしまうのか――。
 
ホール関係者の意識の高低が問われる局面になったと思います。

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