『ネクスト・ロック・ゲート』
自民党、換金手数料制検討へ
掲載:2015/1/6 10:55
お屠蘇気分も抜けぬうちに、またパチンコ業界にとってハードな議論が出て来ました。
換金合法化を引き換えとする「パチンコ税」は実現困難とされ、2015年度の税制改正への見送りが決まってましたが、今度は換金合法化を前提としない「手数料制」です。
手数料は前回提示されたものと同じ換金額の1%で、全国の景品交換所を公益法人に一元化。遊技客の換金状況を正確に把握し、手数料徴収に漏れがないようにする事を検討しているらしい。徴収された手数料は、「地方創生」に向けた新たな財源とするため地方自治体に納付させる仕組み。
これはホール5団体のひとつ、PCSA案をすくい上げた形ですね。地方自治体の財源確保は喫緊の課題ゆえ、自民党は早期の関係各法案改正に向け議論を急ぐ方針と報じられてますが、一体どうなっちゃうんでしょうね?
とりあえず、この業界が何かと害悪視される一番の理由は「公益性」が無いからです。
競輪・競馬は公が主体となって公の目的で行われているのに対し、パチンコ・パチスロは公の監督を受けているとは言え企業の私益。エンドユーザーの遊技は社会に対し、何の貢献もいたしません。
その意味で、地方自治体の財源となる仕組みができれば「公益性」を確保できるわけで、この業界が「社会性」を獲得するための大きな一歩と言えます。
ただ、先細りのこの業界。「手数料制」の導入がトドメになって遊技参加者数1,000万人割れから、さらに減少。
「ロクな財源にならんかったわー、はっはっは」というオチが怖い所です。
さて――
昨日はグランドオープン店で店調査。
しかし、何かしら打てる台はあるはずと思い、様々な機種を打ち倒してみたものの、見た目よりはるかにクオリティーが低く、古めの機種はベース14~15が当たり前。新しめの機種はスペックなりの調整が施されているようですが、持ち玉でも時給1kに届かないレベルでどうにもなりません。
そこで夕方開放の新台を打ってみたんですが……
ぱちんこ よしもとタウン
この台、やっちゃいましたね。RTCのお笑いライブがリーチと被って頭に入って来ません。
煽りだけで図柄がズバッ! と揃う確変中の変動も、お笑いというコンテンツに合っているとは思えず、時短中ぐらいのアクションはあっても良かったんじゃないの、と?
確変機なんだから確変継続確定図柄のテンパイに高揚し、確変終了の可能性が高い図柄のテンパイに落胆する部分が無いのは大きなマイナスポイント。爽快感が滑っておるよ。
販売予定台数5万台を3万5千台に下方修正しても売れなかったと聞きますが、この台に関するホールの判断は正しかったと思います。
それにしても、笑えませんでした。
ぱちんこAKB48 バラの儀式の「ぱゆゆ」のMCの方が断然面白い。
こういうのやるんなら、『NMB48 fert. 吉本新喜劇』でしょう。
いや、昨年、松本人志の映画が想像を絶する大コケでNMB48がテコ入れに駆り出された件に対する嫌味じゃないですよ。
何かねえ、「ぱゆゆ」のMCにホールでガチ笑いしてしまった自分としては、この台のデキはとても残念だし、是非ともリベンジしていただきたいと思うのです。
爽快感がウリの台は数多くあるが、通常時も大当たり中もまったりと笑いながら打てる台があってもいいでしょう。
頼むよ、京楽!
なお、電サポ中は電チューが閉じたら7コ打ちの繰り返し。
アタッカーはかなり優秀なので、無調整ならオーバー入賞しまくるはずです。
一日累計
-9.060k也。