『ネクスト・ロック・ゲート』
夢と願望の話
掲載:2014/12/27 12:35
今日は、ゆーりん(高島祐利奈)の卒業公演。
AKB48・峯岸チーム4は48グループに数あるチームの中でも特異な成立をしたチームだと認識している。
グループが設立される際、オーディションによって集められた1期生はチームAになり、2期生はチームKになった。そして劇場デビューまでのレッスン期間に脱落者が多く出たため、3期生に4人の1期生(チームAからの異動メンバー)を加えたものがチームBである。
これ以降のオーディション合格者は研究生という肩書を与えられ、レッスンと劇場公演をこなしながら正規メンバーへの昇格を目指す事になる。
組閣(チームシャッフル)によるチーム間のメンバー入れ替えを行いながら、卒業 / 脱退によって抜けたメンバーの穴を研究生の昇格で埋めるという存続形態だ。
しかし、2013年。研究生の昇格発表と同時に、昇格した研究生たちによる新たなチームの結成が発表される事になった。何故なら、運営が手を加えるまでもなく自然発生的に研究生たちがチームになってしまっていたからだ。
2011年に結成され、2012年に解体された初代チーム4 = 大場チーム4も研究生を集めて結成されたものであるが、結成当初は昇格が発表されていたものの所属チームが決まらず浮いていた10名の昇格メンバーを研究生がフォローする形で運営されていたので、峯岸チーム4と大場チーム4の結成契機は似て異なるものなのだと言っておく。
2013年当時、峯岸チーム4の元となる研究生公演を高く評価していた大島優子は「あの子たちは、お互いに足りない部分を補い合っているんです」という言葉を残しているが、自分も公演の主力だった13期・14期研究生の見せる一体感は奇跡的というか、普通ならあり得ないものに思えた。
フロントを取るのは岡田奈々 / 小嶋真子 / 西野未姫、3人の14期生・通称「三銃士」で、先輩の13期生は後ろに下げられ……って、これは研究生同士がいがみ合っていてもおかしくない状況だろう。
こうした軋轢の解消に、かの事件で研究生に降格していた1期生・峯岸みなみが果たした役割は大きなものだったが、高島祐利奈もまた心を砕いた一人だった。
「チームの中でどんな人になりたいか?」というMCのお題で話しながら泣きだしてしまった事しかり、岡田奈々と茂木忍の間にボタンの掛け違え的な空気が流れていた時、「自分がクッションになる」と言い出した事しかり……。
この子は周りの世話を焼いて、最後には自分が一人飯食べるタイプだと思ったよ。
だから「自分がステージに立っているより、人が輝く支えになるため心理学の勉強をしたい」という卒業理由は、ゆーりんらしいと感じた。
大きく踊る子で、ダンスナンバー『片思いの対角線』は適役だったので、惜しいんだけどね……。
AKB48は夢のショーケースである。ならば、ショーケースの中で夢を見つけるのもアリだろう。
自分は、ゆーりんがショーケースの中で見つけた夢を叶える事を願いつつ、リクアワ2015で『清純フィロソフィー』に投票した。
こちらは夢というにはおこがましい、ささやかな願望。ゆーりんがサプライズ登場して、あの旧・峯岸チーム4の16人が揃いはしまいか、と。
今のチーム4を評価していないわけじゃないし、今月の『AKB48新聞』で、自分のインタビューなのにチーム4メンバーの事ばかり話す峯岸みなみには涙腺が爆発しそうになったので、大組閣後のチーム4楽曲『ハートの脱出ゲーム』か『目を開けたままのファーストキス』に投票するのが前向きな姿勢だとも思ったんだけどね……。
というわけで、せめて稼働は前向きに90km先のグランドリニューアルへと思ったんですが、いやー、道の悪さと昨今の遠征の報われなさ。
行く気力が湧かず、自地区でダラダラしてます。
ルパン三世~主役は銭形~99.9ver.
うーん、ちょっと厳しいっぽい。
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これからだ!?