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『バラの儀式』公演は、昨日からM9『ときめきアンティーク』
 
 
 
 
 
 
ついに来ました。指原莉乃 / 島崎遥香 / 渡辺美優紀によるユニット曲が!
 
いやー、M6『幼稚園の先生』が指原莉乃 / 渡辺麻友 / 渡辺美優紀による楽曲だった時、「あのぐぐたすの『情報開示不可の撮影中』という投稿は自分の記憶違いだったか、はたまたチームサプライズの収録じゃなかったのか……」と悩みましたが、合ってました。
組み合わせの珍しさから、チームサプライズと予想した自分は正しかったよ、はっはっはーっ。
 
楽曲の方はポップスの伝統芸ですよね。♪てってってー、てってっててー、のモータウンビート。
桑田佳祐の『悲しい気持ち(JUST MAN IN LOVE)』のように、悲しい詞を乗せても明るく前向きな感じになっちゃうリズムパターンです。
 
私的にモータウンビートのアイドル曲と言えば、広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』ですが、調べてみると結構あるある。
おニャン子クラブの『じゃあね』 / 松田聖子の『ハートをROCK』 / 中森明菜の『危ないMON AMOUR』 / 本田美奈子の『Oneway Generation』 / 岡田有希子の『風の中のカフェテラス』 / 少女隊の『Bye Bye ガール』 / 小泉今日子の『東京ディスコナイト』――おニャン子クラブと本田美奈子以外、記憶にありませんでした。
 
ともあれ、『ときめきアンティーク』
秋元先生が、60年代に端を発するモータウンビート――古き良きリズムパターンのデモ曲から、骨董屋 = そこの店員の女の子に片想いして通い詰める青年、という着想を得て書いた詞なのかと勝手に解釈しましたが、衣装はトイレットペーパーで、それが途中で剥かれて芯だけになり、最後はトイレに流される、とハチャメチャなMVです。
このミスマッチは計算なんだろうか、それとも事故……?
 
AKB48のMV撮影は強行軍ですもんね。撮影現場・レコーディングスタジオなど関係各部署ではメンバーとスタッフがスタンバイしてるのに秋元先生から詞が来ずに撤収になった事もあるというドキュメンタリー番組を観た覚えがありますし、『愛しさのアクセル』のように連絡ミスで「刀いらねーだろ」な仕上がりになった楽曲もあります。
フリーウェイの傍ら、彼の車から降りて歩き出す女性の心情を歌った楽曲なのに、それを歌う総監督は何故かライトサーベルをブンブン振り回すという――。
秋元先生が振付けを発注する際に、「アニメの主題歌っぽい曲で行く」と言ったからだそうです。
 
まあ、計算でも事故でも面白きゃそれでいいいと自分は思うし、ミスマッチにGOサインが出ているのもそういう事じゃないですかね。
剥かれて、流される3人は、何だか楽しそーだ。
 
余談ながら――
 
 
 
 
 
 
柿の収穫を手伝った後、所用の傍ら、カーステレオで『ときめきアンティーク』を聴いてたら、いい感じでした。
この陽気で、♪てってってー、てってっててー、を聴いてたら渋い顔なんてしてらんねー。
 
穫った柿は渋柿だけどさ。
 
 
 
 
 
 
この曲は、最初にMVのミスマッチ感を楽しんで、次は楽曲のみに集中して聴いてみるといいと思いますよ。
好きになる人が多い楽曲じゃないだろうか?

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