『ネクスト・ロック・ゲート』
最後に換金したのはいつだろう?
掲載:2014/10/19 08:35
『バラの儀式』公演は、昨日からM8『最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?』
M8『最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?』
前公演『重力シンパシー』のM9『キンモクセイ』同様、クレーンカメラを使ったワンシーンワンカットのMVです。
セットは、同じくM14『デッサン』を彷彿させますが、より凝ったものになっている上、カメラワークも工夫されてます。
思わず、導入部では天地の感覚がおかしくなるような――!?
また、解説の石神原さんが比較に挙げていた22ndシングル『フライングゲット』のカップリング曲『抱きしめちゃいけない』のMVは、YouTubeにUPされてますので、良かったらステディカムによるワンシーンワンカットも観てください。
こちらは19人選抜。歌割に従って3人ぐらいずつメンバーが登場して来て、1番サビでは全員チアガール風の衣装にチェンジしてのパフォーマンス。
この後も、2番サビに向けてメンバーがハケては衣装を変えて登場するという構成なんですが、仕掛けが分かって観ていても、軽く「おおっ!?」と驚きの声が漏れる傑作MVです。
さて――
お題の「換金」に関する話ですが、時事通信の世論調査でパチンコ税導入に77.7%が賛成という結果が出ました。
これは換金合法化が前提なので、換金禁止の遊技になってしまえば課税対象にはならないんですが、おそらくパチンコを打たない人は全員賛成したからこういう数字になったんでしょうね。反対は15.0%だけだったと言います。
想定税率は1%、年間2,000億円の税収を見込む「風営法改正議連」
不作為責任の追求を避けるため、パチンコで換金行為が行われている事を認めようとしない「警察庁」
カジノとの整合性を考えて、パチンコ換金禁止へ法改正を検討する「次世代の党」
パチンコ業界の思惑は様々ですが、全ての業界人に共通して言えるのは、換金システムだけは守りたいという事でしょう。
しかし、課税を免れて(換金合法化できずに)、現状の業態のまま生き残るのは相当に難しいような……。
今から40年ほど前。渋谷に「換金できなくても充実した賞品と素晴らしいサービスがあれば、必ずお客様でいっぱいになるはず」と考えたホールがオープンしたそうです……すぐに潰れましたが。
現代では出目や演出を愛でる本当のパチンコ・パチスロ好きの方々と、出目や演出見たさに、ついお金を使ってしまうご立派なライターのお先生様方がいらっしゃいますので、すぐには潰れず、しばらく後に潰れると思います。
潰れる前段階では色々あるんだろーなー。反社会的勢力の方々が、再び換金業務に乗り出して来たりとかさ。
要するに立体駐車場の奥に行くと、タバコやチョコレートを買ってくれる人たちが待ってるわけですよ。
「店長、バイトの○○くんがいません!」
「いつからだ!?」
「定時の駐車場の見回りに行ったきり……」
ホールには「敷地内の見回りは2人1組以上、連絡手段を身に着けて」というマニュアルができて、所轄はホールの見回りに今の数倍の人手を割かなくてはいけなくなり大わらわ、みたいなね。
反パチンコ派は【換金 = 悪・違法行為】という論法を使いたがりますが、そもそも換金行為は社会的要望が生んだものであり、黙認された経緯には「暴排」がある事を忘れちゃいけません。
てな事を考えていたら、最後に換金したのはいつだったか覚えていない事に気づきました。
現金を使う必要に迫られなければ、貯玉は下ろさないですもんね。
貯玉再プレイのサービスがあるホールで現金を使うのは損なので、皆さんも必要がない限り、出した玉やコインは貯玉しとくようにしてくださいね。