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「ついに…」

そんな言葉が出掛かったのが、「パチスロ バイオハザード」の情報を耳に入れた時の第一印象。

すでにご存知の方は多いと思うが、「パチスロ バイオハザード」は設定6の機械割が119%と、5号機では破格のスペックを誇るのである。

なぜ、このような機械割の機械が世に出てくるかと言えば、保通協の試射試験では、バイオハザード(AT&ART)に突入しにくい設計になっているのが要因と想像できる。

これは、ART(RT)突入契機のメインとなる「7揃い」が、特定役取りこぼし時に、赤か青の2択に加えて、4リール全ての押し順に一致しないと入賞しない仕組みとなっているため、順押しで試射試験をする保通協では、「7揃い」が出現しないのが要因だろう。

通常の高機械割の台は、パンクハズシをしない(成立した役を全て獲得する)保通協の盲点をついていたのだが(今やこの方式もNGとなることが多いが)、この機械の場合、保通協のテストではARTに突入しにくい仕様(成立した役を全て獲得するため7揃いは出現しない)としたため、「通って」しまったのだろう。

実際の台では、特定役時には「7揃い」をナビしてくれるため、ナビに従えばOKなのだが、ナビは発生時に出現するキャラ、または「声」によるものなので、知らないで打つと大変なことになるので注意。

実際、俺が打った時は、ナビに気付かなかったし…。

と、ここでバイオハザードのART突入までの流れを説明します。

バイオハザード(ART)へ突入しても、まずはナビのみが発生する「AT」へ突入(この時点ではリプレイは通常時のまま)、その後特定役成立時に「7揃い」ナビが発生し、「7揃い」を入賞させるとリプレイ確率が高確率となり「ART」へ突入する仕組みとなっているため、AT→ART→ARTが50G継続、といった流れが1セットとなっている。

そして、AT中に発生する「7揃い」ナビだが、「7揃い」ナビを1回失敗すると、小役ナビが一切発生しなくなり、3回失敗すると「7揃い」ナビすら発生しなくなる、要するに「バイオハザード」自体が終了してしまうわけだ。

このため、ナビの仕様をしっかり確認しておかないと、AT中にコインは減るわ、ART突入の権利すら消滅するわで、大変なことになるので注意したい。

ちなみに、ART中はパンクハズシは必要なく、ナビに従って小役を獲得すればOKなので、ARTに突入させてしまえば、誰でも簡単に打てる仕様。

納品は7月と、まだまだ時間があるため、興味がある方は、このサイトでも雑誌でもイイので、しっかりと予習をしてからの実戦をお勧めします。