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【ヒロオ】
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『酒と涙と本とパチスロ』
片翼となった訳
掲載:2014/10/5 21:25

日曜の夜にこんばんは。
ヒロオです。
 
 
相も変わらず遠征店に通っていた某日のこと。
 
この日も朝からいつもの台=AKBを打っていたものの、夕方時点で持ち玉が消滅。
カネでもマイナスになる台ではないものの、残り時間も多くない。ならば、無理して追うこともなかろうと考えて、店内を一周した後に早上がりをすることに決めた私。
 
すると、足が止まったのはスロ島、私の好物である沖スロ島にて。
見つけたのは『クイーンハナハナ-30』。データは約3,300回転でB17のR12、BR出現率1/115という「なんで空いてんの!?」と言いたくなるようなモンスター台。
まあ、これまでの観察から「ハナに6を使っている可能性は低い」とは私的に思っていたんですけども、これも機会だろうとも思いまして。
 
打ってみると、投資1kでB→R→B→Rと引くもそこからあっさり全飲まれ、追加2kで引っ掛かってその後はダラダラと繋がるも夜に再び全飲まれ。
諸々の要素による私的な推測は観察通りの「6以外の高設定」、ここはスロも非等価ですから、時間を考えてここで引くことにしました。
 
で、打ち終わった後の稼働データと収支をまとめている時に、「そういえばスロ打つの久しぶりだなぁ」とふと思いまして、チョイと稼働用のメモ帳アプリを調べてみたところ……なんと、このメモ帳を使用し始めた6月からスロに一切触れていない、ということが判明しました。
 
これ以前のものも遡ってみると、最後のスロはおそらく5月中旬頃。すなわち、私は約4ヶ月もの間、まったくスロを打っていないということに。
まあ、確かに最近はAKBだらけですし、その前も牙狼やら海やらヴァンヘルやらで、スロが稼働の中心に……どころか、稼働計画の一端に入ることすら無かったわけではありますけども、まさかまったく触れてすらいないとは。
いつの時代でも常に「両刀」だと自身では思ってやってきましたが、これでは完全にパチ専ですよね。
 
ただ、最近の私的なスロ状況を考えると、これには致し方ない面もあると思うんですよ。
最も大きな影響を与えたのは、間違いなく「増税による非等価店の増加」です。
これにより、メインにはせずとも土日あたりにチョイチョイと打つ機会があった天井狙い・リセット狙い等をすることが無くなりました。
別にまったくできないというわけではないと思いますが、非等価化でただでさえ値段も落ちるのに未だ再プレーシステムを搭載していない店も多くありまして、そんなんでは見回るだけ時間とガソリンの無駄かなぁと。
さらには、非等価化によりハイエナ専門の専業者のが激減したのですが、その中でも生き残った者(というよりは、「生き残ると決めた者」と言ったほうが良さそうですが)がいまして、彼らは仮に小さな芽でも全て摘んでいきますので、空いてたらやってもいいかぁレベルの私に座る機会がないのは、まあ当然といえば当然の話ですよね。
 
また、非等価化はスロ狙いにおけるもう一翼、高設定狙いの状況にも大きく影響を与えたように思います。
等価でも非等価でも、「使う店」は使うし「使わない店」は使わない。増税の前後でもこのあたりは変わっていないのですが、その使う店の使う日における競争率が、それはもうアホみたいに上昇しました。これの理由はおそらく、専業者集団が増えたためでしょうね。
基本がテキトーで夜になると店回りよりは飲むのを優先するような私ですが、それでも一応は「店頼み」タイプの端くれですので、高設定を使う店のイベント日などの状態は大体知っています。しかし、特定日に119%級の機種に6を入れる店や指定台番に高確率で高設定を使う店あたりはほぼ寝袋持参イベントとなっていますし、そこまででない日やそこまででない店にも集団化した専業者が狙いに来る。
そんな状況ではピンで動く人間にできることなど限られてくるし、敢えてするほどの旨みがあるわけでもない。
できるだけ楽な稼働を選ぶような、のらりくらりと生きるタイプの私がそういったものに参戦しなくなるのは、ある意味必然とも言えましょう。
 
もちろん、パチのみでも完全に稼働が賄えているので、今はそれで良いとは思います。
ただ、おそらく私は両刀でなければここまで生き残れなかった人間です。
パチが良いときはパチで賄い、スロが良いときはスロで賄う。この稼業になったときからずっとそうしてきたわけですが、またそうなるときが果たして来るものか。
特に、スロは見るだけのパチと違い、参戦したり通ったりしないと細かいところが分からなくなって、さらに手が出しづらくなるという悪循環になりやすいんですよね。
 
うーむ、このまま完全パチ専業化してしまって良いんだろうか。かといって、参戦すべき価値があるような環境も見当たらないし……。
まあ、「飲む時間を確保する」というのが稼働における私的な絶対条件なので、これからもそれを実践しながら価値ある環境を見つけたら積極的に参戦したいとは思います。
 
 
ということで、今日はこの辺で。
それでは、また~
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