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一部地域の導入直後、中古相場が@970,000円もの高騰を見せた、牙狼 金色になれ。
 
8月に入って全国的な導入が始まり、それなりに値段も落ち着くかと思われたものの、現在の中古相場は
 
 
 
 
 
 
さらなる高騰を見せております。
 
ぱちんこAKB48 バラの儀式の相場、@349,042円の3.4倍にも及ぶ取引価格を見て色々言う人もいますが、そもそも出荷台数15万台のAKBと8万台の牙狼では資産価値が違いますんでね。
それに、AKBはお金が入りにくいライトミドルで、牙狼はお金が入りやすいMAXタイプ。
お金が入る機械を好むホール関係者の軍配は、当然ながら後者に上がります。
 
もちろん、それを考慮しても、市場での牙狼の評価の高さには目を見張るものがありますが、市場での評価が高い台の方がエンドユーザーにとって有利な台とは言い切れない事は認識しておくべきでしょう。
自分の過去ログでも牙狼 金色になれは「甘い台」と解説していますし、不利な機械だなどと言うつもりも無いんですが、ホール関係者が好む通り、MAXタイプという機種カテゴリーはとにかくお金が入ります。
十分な資金・遊技時間を確保できなかったり、貯玉再プレイ無制限等のサービスを利用できないユーザーは、その甘さを体感できないまま終わってしまうケースが多々あるのです。
 
この辺りは、同様に甘いMAXタイプ――自分の、ぱちんこ仮面ライダーV3での稼働をご参照いただければ分かる事かと思います。
 
ちなみに――
 
MAX 1,300円(前年比20円・1.52%減) / ミドル 940円(前年比30円・3.3%増) / ライトミドル 1,220円(前年比200円・19.61%増) / ライト 990円(前年比80円・8.79%増) / ミニマム 370円(前年比20円・5.13%減) 
 
これが、『DK-SIS白書2013』上にある4円パチンコの時間粗利です。
キツイの荒いのと言われるパチスロAT・ART機の時間粗利は970円(前年比70円・7.78%増)ですから、いかにパチンコが厳しい事か……。
 
ただ、この数字の中で異様な粗利を貪っているライトミドルですが、これはぱちんこAKB48 バラの儀式の登場で変わると思います。
何せ、昨年はホールが集客の柱に考えたくなるような機械が、この機種カテゴリーからは出ていませんので。
 
これも過去ログで述べた通り、ぱちんこAKB48 バラの儀式は15G/1k回れば77.94%の客が20kを使うまでに一応の形で報われる――大当たりを引けるスペックですから、ホールは薄利で使う事でパチンコの楽しさを伝え、ライトユーザーを取り込んで行って欲しいものです。 
そうしてくれりゃ、オレも嬉しいしなあー……ははは。
 
――あっ、ミニマム(甘デジ)の時間粗利370円ってのも頭に入れておくと良いかもですね。遊技料1時間・370円だったら遊べるでしょう。 
 
「甘デジとは言え、4パチの遊技料がそんなに安いはずはないだろう」と、お思いの方もいるでしょうが、これはホール関連設備・電子機器大手のダイコク電機が膨大な会員ホールの営業データから吸い上げた実際の数字です。我々エンドユーザー向けに出される数字と異なり、大切な顧客の商売に差し障る部分のデータなので嘘が入る余地はありません。
厳しいように感じても、当たりやすく、遊技台の中から出て来た玉で遊技する事が容易い機械 = お金が入りにくい機械は甘いものですよ。
専業的な言い方をすれば、これすなわち持ち玉比率が高いって事ですから。
 
前述のような、十分な資金・遊技時間を確保できなかったり、貯玉再プレイ無制限等のサービスを利用できない人は、ボーダー的な甘さばかりではなく、この辺りの事を考慮した台選択をすれば、よりパチンコで遊べるようになると思います。

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