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【ザッシュ】
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『ネクスト・ロック・ゲート』
とうとう、1,000万人割れへ
掲載:2014/8/17 08:40

今日は所用ついでに、隣市のNO店へ。
明日は「7のつく日」という事で開く可能性があるし、縦の比較をするにも状況を見ておくべきだろう、と――。

しかし、見事な締めっぷりでしたね。
最近は三大回収期でも極端な締め方はしない印象でしたが、今年のお盆営業はキッチリ回収してます。本気の鬼締めですよ、もう。

なんて自分が書くと、「またホール批判か」って思われるでしょうが、遊技の対価として料金をいただく商売であるホールが回収営業をするのは当たり前の事です。回収営業をする事に対してのみの批判はしません。
むしろ、今の時期にホールに行って、「遊べない」とか、「最近のホールor機種は……」なんて愚痴るユーザーの方に一言いいたくなるくらいです。

勘違いしちゃいけないのは、状況が良かった頃――7~8年前のホールは、今のような回収営業をしなかったのではなく、回収はしたけど出す営業日も作ってくれていたという事。
そして、出す営業日と言っても、全機種全台開放調整で、来たお客全てに勝たせようとするホールも無かったという事です。
要は出す気のある店で、日と台を選ばなければ勝てる台には座れませんでした。

「終日ご遊技下さったお客様には、もれなく2万円差し上げます」と書いてある台をスルーして、逆に2万円取られる台に着席する客多数という状況を何度も見ている身としては、この辺りの意識改革を訴えたい所です。
毎日、勝てる台に座ろうと思ったら、そりゃあ何十キロも移動して多くのホールを回らなきゃならないし、そんな事は一般のサラリーマンの方には無理ですが、行っているホールがまともなら勝てる台に座れるチャンスは必ずあるはずです。そうしたチャンスの日を逃さないようにしてくださいね。
自分も、無駄な気はしますが、明日はNO店を覗いてみようと思いますので。

あっ……

そう言えば、2013年中の余暇市場をまとめた『レジャー白書 2014』が発行されたんですよ。
それによると、遊技参加人口が前年の1,110万人から140万人減少の970万人となり、とうとう1,000万人を割り込んでしまいました。

しかもねえ、パチンコ・パチスロを今後やってみたい、または続けたいという人の比率を表す参加希望率は5.7%で潜在需要までマイナスになってるんです。
麻雀や公営ギャンブルでは参加希望率が参加率を下回る状態にはなっていないんで、これは先行きも暗いって事でしょう。
余暇市場全体の市場規模推計値は65兆2,160億円で11年ぶりに前年を上回ったにも関わらず、このような結果になっている事実は、業界人なら重く受け止めるべきだと思います。

いくらもっともらしい理屈を振りかざしてエンドユーザーの批判をかわしても、エンドユーザーは納得などしていません。そして、納得していないからお金を出さないのです。
批判をかわしたり、丸め込むのが仕事と勘違いしている人たちは、ちゃんとエンドユーザーと向き合ってほしいもんだな、と――。

うーむ、結局はホールとか、業界批判になっちゃうわけか……。
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