『ネクスト・ロック・ゲート』
「なぞのタヌキー♪」に訴求をかけろ
掲載:2014/6/29 08:35
6月18日、
ぱちんこAKB48 バラの儀式の展示会があった日、まり子様がツイッターで「なぞのタヌキー♪」とつぶやいていた。
サプライズ登場のまり子様
そりゃあ、そうだ。展示会では卒業メンバーである、板野友美 / 大島優子 / 篠田麻里子のサプライズ登場があったんですが、非パチンコユーザーからすれば「たぬ吉くん」は「なぞのタヌキー♪」ですよね。
同じく優子と、ともちん
あー、自分はハズレたんで展示会行ってません。
でも、プレス枠で入場した当サイト編集から画像を大量にもらったので、それで大体の流れは知ってます。
こんなサプライズ登場があるなら、ホント、行きたかった。
代わりに、書店くじで日光の仏像を巡るバス旅行が当たったんですが、何なんですかね? 仏像が『フライングゲット』してる所見ても楽しくねーし。
完全にヒキの使い所を間違えとるよ、俺は……。
さて、7月1日にSKE48メンバーで構成される、ぱちんこ応援ユニット・ゼブラエンジェルが大リニューアルされるそうです。
今度のメンバーは何人? 残留メンバーはいるの? まさかの総入れ替え――?
以前、ゼブラエンジェルが結成された際は、青年誌でもゼブラエンジェル名義でのグラビアが設けられましたが、おそらく今回もそれはあるでしょう。
レジャー白書短信で30~40代のパチンコ参加率は未婚者で14.7%、既婚者では13.0%と興味が薄い事が浮き彫りにされた今、業界関係者なら京楽の試みを重く受け止める必要があるように思います。
余暇の過ごし方1位は未婚者が音楽鑑賞、既婚者は国内観光旅行なんですよね……。
既婚者の国内観光旅行は家族サービスもあるから分かりますが、未婚者の音楽鑑賞ってのは何だよ? って話。
休日は部屋にこもって音楽を聴きながら過ごす30~40代がそんなにいるのか? 要は手持無沙汰にブラブラしてるって事でしょう。
さらに言い換えると、「暇だから、ちょっとパチンコでも――」と思う人はあまりいないって事ですよね。
暇を持て余している未婚の30~40代は沢山いる。でも、それを取り込めていないのが、この業界の実状かと?
とりあえず、京楽は本気だと思います。国民的アイドルグループを使って新規・スリープユーザーに訴求をかけ、
ぱちんこAKB48 バラの儀式のスペックを甘く作ったのが、その証拠。
以前、別の論脈で語りましたが、ベース15――スペック的に常識と言える回収調整で運用しても、お客が2万も使えば77.9%で1回は大当たりを引けるのがこの台です。
つまり、「このお金、無くなっちゃったらどうしよう」的なハラハラドキドキが、一応の形で報われる = パチンコの醍醐味が味わえる設計になっているという事――。
新チームサプライズ
今回、新チームサプライズのアンダー(代役)には、阿部マリア / 永尾まりや / 倉持明日香 / 須田亜香里の姿が見えますが、アンダーメンバーのぐぐたすを見ても「台が出たら打ってみたい」という、新規・スリープユーザーからのものと見られるコメントが数多く寄せられています。こうした「なぞのタヌキー♪」なユーザーからの反応を「しめた」と受け止め、好きなようにボッタクって業界のアンチを育成するのか、恒常的なファンに育てるのか、ホールとメディアの意識と手腕が問われる所でしょう。
とりあえず、自分はホール関係者に過度の期待はしてないので、台のスペックを解説したり、打てる台を探す行動を晒しつつ、ロクでもないホールで打っちゃいかんという警鐘を鳴らして行こうと思います。
願わくば、恒常的なファンを育てようという方向に業界の大勢が向かいますように――。