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【ザッシュ】
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『ネクスト・ロック・ゲート』
テロ行為と卒業を越えて
掲載:2014/6/8 14:25

終わりましたね、『AKB48 37thシングル選抜総選挙』

無理と思っていたのに、まゆゆが昨年の史上最多獲得票数を更新して1位!
見たか、さしはらああーーーっ!

と、高笑いしたい所だが、渡辺美優紀の涙に凹んでおります。
伸びないとは予想していたけど、まさか8,000票落としてアンダーに陥落してしまうとは……。

過去ログで述べた通り、西野未姫・速報で圏外を受け、他のメンバーに入れる予定だった票も全て西野未姫にぶち込んでしまったため、今年は自分も渡辺美優紀に入れておりません。
つまり、自分もあの涙に加担したという事……。

選抜総選挙は残酷です。今回の副題は“夢の現在地~ライバルはどこだ?~”とされておりますが、分かるのはライバルの現在地じゃなく、ライバルと自分の力量の差。
今まで団子のようにくっついて上がって来たというのに、陥落した渡辺美優紀に対し山本彩は6位で「神7」入り。NMB48ツートップを分けた明暗――と言うか、今年の総選挙。あの、ピラミッド状に配置された露悪の極みとも言える椅子に心の底から満足して座れたメンバーは何人いたのだろうか?

今年16位で選抜入りを果たした川栄李奈の獲得票数は39,120票、昨年の16位・須田亜香里の獲得票数は43,252票。
実は、躍進を遂げた山本彩 / 宮脇咲良を除く5位以下のメンバーはみな獲得票数を落としている。
日本での活動がほとんどなかった12位・宮澤佐江が21,000票落とすのは仕方がないかもしれないが、チームA →Kのキャプテンに就任し、まとめ役として手腕をふるった横山由依も昨年比-13.600票。
投じられた総票数が分からないので単純に前年の獲得票数と比べた所感になるが、選抜3列目以下と選抜周辺に位置していたメンバーが抱えていた票は結構な割合で最上位・渡辺麻友とネクストガールズ以下に流れたように見受けられる。

参考までに、昨年の64位・中西優香の獲得票数は11,602票、今年の64位・松岡菜摘の獲得票数は12,569票である。底と天井が上がって、天井付近の獲得票数が薄くなった形だ。
板野友美 / 大島優子 / 篠田麻里子らが抱えていた300,000票余りを吸収したのはどこだろう? 投じられた総票数によっては「消えた = 48グループのファン離れ」と受け止めざるを得ないのではないだろうか?

そんなわけで、アンダーに陥落した渡辺美優紀の努力が足りなかっただけとも言い難い状況なわけですよ。
もちろん、40,089票で乃木坂46初代センターの貫録を見せた生駒里奈と、昨年39,739票 / 今年39,264票とブレない票数を叩き出した柴田阿弥の健闘は称えなければいけないと思うが――。

とりあえず自分、西野未姫が岡田奈々と同じフューチャーガールズにランクインした事にはホッとしております。
昨年後半、オタの話題を独占したAKB48・チーム4とは何だったのか?
これについては確信している事がありまして、『ブブカ』のインタビューでヘビロテの後継センター・向井地美音が「西野未姫はレッスンでも手を抜かないから影響される。パフォーマンスは西野未姫と岡田奈々が中心になって引っ張って行く感じ……」といった事を答えてるんですね。
大組閣祭りでセンター(を務める事が多かった)の小嶋真子を抜かれてしまったにも関わらず、変わらなかったチーム4のパフォーマンス――つまり、これはあれだ。AKB48・チーム4とは、実は西野未姫と岡田奈々の事だったのだ。

パフォーマンスを磨く事こそ唯一無二のステップアップと信じて疑わない求道者と、総監督・高橋みなみとの類似点も指摘される度を超えた生真面目――。
間違いない、彼女達がいればAKB48の未来は安泰だ。
そんな2人が揃ってフューチャーガールズというのは運命的なものまで感じてしまいます。

今日は大島優子の卒業セレモニー、明日は劇場での卒業公演。
握手会での傷害事件という許されざるテロ行為と、偉大なエースの卒業を越えて、AKB48はどこに向かうのか――。

離れて行くファンが多いように感じるのだが、自分はまだまだ応援しますよ。
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