『ネクスト・ロック・ゲート』
裏に道あり!
掲載:2014/5/1 13:00
昨日の特定日――4月29日の稼動を終えて思った事。
店のタイプは主に3つ。
1つ目は、75km先のO店タイプ。
開けも締めもしていない。店の利益が出ず、わずかに客が勝つような調整も散見される。
今はこのタイプの店が一番多い。
一言で言うと、やる気がない店。
2つ目は、
ぱちんこ仮面ライダーV3 Light ver.でお世話になっていたO店タイプ。
この書き入れ時に釘を開けた、唯一無二の店。
GW直前、
ぱちんこ仮面ライダーV3 Light ver.の釘が頻繁に動いたように、「機械任せにはしない」という意識が感じられました。
ただ、午後からの入店で自分が台を探せたように、開けた台にはほとんど客がついてません。
自分が上げた稼動など知れたものだし、店側のモチベーション低下が心配です。
ここで思ったんですけどね。今、「ホールが出さない」と批判の声を上げているのは、主にどんな客層なんでしょう?
昨日のブログで述べた通り、ホールにいるのは低貸専門と、話題の新台で遊びたい新台ユーザーがほとんどです。
つまり、その心は「低貸で出せや」「話題の新台で出せや」って事になるんじゃないですかね――?
これについて自分から言わせてもらうと、ホールは商売ですから。
客がいる所から取るのが当たり前なんですよ。
低貸と新台にしか客がいないのに、そこで出したら慈善事業になってしまいます。出る台に座りたいなら、客がいない場所を探すしかありません。
8年ちょっと前――。
秋元康がAKB48を立ち上げた時、業界関係者は誰もが「秋葉原でアイドルなんて絶対無理だ」と言ったといいます。
しかし、秋元康は「無理」という言葉を面白く感じたらしい。
無理=誰もやらない。つまり、空いてるぞ、と。
自分が微妙な開き幅の台を、空き待ちなしで次々に試打して打てる台を見つけられているのも、誰もやらないから。
要するに、人の行く裏に道あり花の山、なのです。
という事で、いよいよ最後。
3つ目は、自地区の別格のド回収O店タイプ。
ここは他店がダメだった新台――
スーパー海物語in沖縄3 桜マックスも、
緑ドンVIVA2も、キッチリお客がついてます。
少々ダメな台でも客がつく、こういう店は今後も期待できないでしょうね。
実際、O店系列が大人買いしてしまい大変な事になった
牙狼外伝 桃幻の笛も、ここのO店は一度も開け返す事なく20台全撤去しました。
これって、この遊技台の購入を決めた責任者の問題ですよね?
客にサービスする事なく、遊技台の購入費用を押し付けただけとか、台の選定を誤って申し訳ないという気持ちはないのかと言いたい。
自分達が知る術はありませんが、ボーナスの査定で減額なしだったりしたら、「ふざけるな!」って話です。
でも、新台入替に傾倒しているようで、入替のメール配信すら満足にしない、こんなO店が地域1,2番店になっているのは、立地や地域性の問題ばかりじゃないんですよね。
回さないものの、釘にはイライラするような回りムラがないし、客が不愉快に感じるような出玉削りもしません。
お金を落として行ってくれる客の心理をよく分かってる店なんですよ。
2つ目のタイプのO店のような店が流行ってくれれば、1つ目のタイプが追従するだろうし、客がそれらの店に流れ始めれば3つ目のタイプも出玉でサービスせざるを得ない――客にとっての好循環が生まれるんですけどね。
何はともあれ、打つばかりではなく、時には店の状況を俯瞰して見てみると、今後どう立ち回るかが見えて来るものです。
自分が60km先、75km先と書いているのを読んで、「サラリーマンがそんなに動けるか!」とお思いの方もいるでしょうが、それは自分にとって60km先、75km先なだけで、その60km先、75km先に住んでいる人にとっては近所の店ですから。
近所に打てる店があるのに、そこはガラガラという現実――。
ホント、良い店を見逃していないか、調査し直していただければと思います。