『ネクスト・ロック・ゲート』
また、桜の木の下で
掲載:2014/4/14 11:05
抜けるような青空の下、今年も桜が咲きました。
リュウタと桜の古木
智恵子に「東京に空が無い、ほんとの空が見たい」と言われ、驚いた高村光太郎が見上げるのは桜若葉の間にある空なので、ちょっと時期が早いんですが、ほんとの空をどうぞ。
桜の花の間にある空
この詩は秀逸な暗喩(メタファー)で、決して物理的な空の事を述べているわけじゃないんですけどね。
一物一価・東日本大震災・広告宣伝規制・消費増税――。
桜の木の下にいる子も変わってしまったし、それ以外にも変わってしまった事はたくさんあるのだけど、変わってしまう事に常に対応できる自分でいたいものです。
東京と二本松間の距離と違って、過ぎた時間はどうあがいても対応できないものですから。
桜の木の下で
今日も変わってしまった事に対応中――。