『萌えパチ業界万華鏡~焔』
裏の世界を壊す~ハウスモノとは?~
掲載:2014/3/5 23:05
以前、感想メールで「ハウスモノについて知りたい」とのことでしたので、お話したいと思います。
と、その前に先月の警察24時の中で兵庫県での深夜の不正改造の現場に踏み込む内容が放送されていました。カバン屋と店舗の営業部長が検挙されていました。自分もカバン屋として逮捕された可能性もあったんですね。今考えると、無茶していたかな? この手の不正が減らないのは、初犯だといわゆるションベン刑だからとも言われてます。
「ハウスモノ」とは、その名のとおり「ハウス(店舗)」の「裏モノ」のことで、店舗オリジナルの裏モノを意味します。基本的に裏モノは同じ内容が大量に流通します。雑誌などでも攻略、解析ページが作成されたりします。
しかし、それでは物足りない、他店と差別化を図りたいなんて店舗は様々な味付けをしてきます。既存の裏モノを天井を変更するなど少しだけ味付けしたタイプもありますが、ここでは割愛します。
まず、ざっくりと定義など。機種はメジャーでもマイナーでも構いません。ただ、演出の不具合を考えると、シンプルなノーマルタイプの方が好まれます。もっとも、ストック機であってもストック機能に関係なかったりしますが。
設置されているのが単独の店舗、チェーン店であること。そして、設置店舗名をとって「〇〇バージョン」と呼ばれることが多いです。また、設置期間は短く設置→来週、打とう→撤去なんてこともあります。
では、自分が見聞きしたハウスモノを少しだけ紹介します。
「北斗の拳GODバージョン」
4号機のいわゆる初代北斗です。北斗の拳図柄で揃うと継続率の高いバトルボーナスとなり、大量コイン獲得のチャンス。このバージョンは、北斗の拳図柄で揃うと32連チャン、約5000枚が約束されていたそうです。連チャンは32連で強制昇天らしいです。
これは、GOD図柄=5000枚のミリオンゴッドをイメージしており、ゴッドバージョンと呼ばれてました。短期間だけ設置されていたそうですが、打つ機会はありませんでした。
「ハイハイシオサイ-30、枚数リミッター版」
ハイシオといえば32Gバージョンが有名です。このバージョンは、連チャンは枚数管理されていたようです。BIG中のリプレイハズシの効果がノーマルより上がっており、500枚越えも珍しくはりません。
しかし、一撃の連チャンでの上限枚数が決まっていたようで、その枚数に達すると連チャンは終了。つまり、リプレイハズシをしないと10連チャン、ハズシを行うと7連チャンで終了って感じです。
上手い立ち回りとしては、連チャン終了の直前に最後のBIGを引いて上乗せさせることでしょうか。
「スーパージャックポット、ダイナマイトバージョン」
これはハウスモノですが、似たようなシステムで広範囲に設置されていたようです。SJPのボーナス告知はデジタルで行われて「7だとBIG」「3だとREG」です。このバージョンはREGからしか連チャンは発生しません。パチンコのダイナマイトが3から天国モード突入のチャンスだったことから、ダイナマイトバージョンと呼ばれていました。
「スティッキー5、素敵バージョン」
高砂のマイナー機種。素敵な連チャンをしていました。
「ビッグウインクルREG連チャンバージョン」
これはブロマニの過去記事をご覧ください。【今頃、気づくとは】掲載:2009/5/8 01:50です。簡単に言うと全国的には青リンゴバージョンがメジャーでしたが、こいつはひたすらREGが連チャンして、BIGを引くまで継続するハウスモノでした。
以上、記憶に乗っているハウスモノでした。
※ここで取り上げている裏モノとメーカーは一切関係がありません