『萌えパチ業界万華鏡~焔』
古の記憶
掲載:2014/2/13 06:00
先日、オークションで落札したファミコンソフト30本あまりが届きました。特に珍しいタイトルがあったわけではないのですが、箱説ありが10本ほどありましたので。
グーニーズやチャレンジャーをやりたかったんですよ。チャレンジャーは当時のファミコンブームを反映して、裏技が多数。スタートしたら列車の先頭で待ち、BGMの汽笛(踏切?)の音のワンテンポあとにナイフを投げるorジャンプを4回でまっとうくじらが出て無敵に。よく身体が覚えているものだ。
そして、チャレンジャーを語る上で避けては通れない裏技が。列車の先頭車両にいるプリンセスを拐ったドン・ワルドラドにナイフを12発当てると最終面にワープ。これは当時のコロコロコミックで連載されていたファミコンロッキーでネタにされたもの。この漫画、F-レースでオーバーマッハするとか、ゼビウスで魔の2000機攻撃があるとか、漫画だからの裏技が多数。もちろん、漫画の中だけの話。
ところが、チャレンジャーはプログラム上で書かれているものです。つまり、マジネタ。しかし、残念ながらボスが主人公を列車から突き落とすため、ノーマルROMでは不可能です。データを書き換えて、ボスが動かない状態で検証した結果、本物ネタと判明。ようつべで「チャレンジャー、裏技」で検索すると出てきます。
他に懐かしいところで、初代ドラゴンクエストがありました。初代は今では考えられないほどシンプルかつ面倒臭い。会話の時、はなす→方向を指定。階段→重なって、かいだんを選択。これは作者が一つ一つの動きを体験させるためだとか。まさにロールプレイングゲーム。そして、ドラクエで定着したパスワード。これにより、長時間かかるゲームも好きなときにプレイし、好きなときにやめられる。
四半世紀ほど前の記憶を頼りにパスワードを入力した。おわるを押すと…通った! 当時はレベル30が最高、しかも「まだりゅうおうをたおせぬのか」と王様に叱られる(笑)
はいはい、わかりましたよと、これまた記憶を頼りにラストの竜王の城のダンジョンを抜ける。当時はマップも覚えていて、たいまつで抜けていたもんだと。
次は何を落とすとしましょうかねぇ…