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【ザッシュ】
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『スカイ・ロック・ゲート☆』
警察庁の定義より安い遊技料!?
掲載:2014/2/9 12:15

今冬は今まで忘れてた、とばかりに凄い雪でした。 
高速道路は通行止め。 
 
 
 
警察庁の定義より安い遊技料!?
除雪車出動中
 
 
 
体高より積もった雪に、リュウタも散歩がままなりません。 
 
 
 
警察庁の定義より安い遊技料!?
ボクの鼻まであるわん
 
 
 
散歩行くーっ!
 
 
 
警察庁の定義より安い遊技料!?
掘り堀り!
 
 
 
そんなわけで、今日は休み。
前ログで、ちょっと専業目線に偏った事を書いたので、補完する事も書いておこうと思います。 
 
1日遊んで約3,000円――これ、みなさんは高いと思いますか?
その昔、警察庁のネタ振りで行われた『手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン』、いわゆる遊パチ・遊スロにおいて、警察庁が例示したギャンブル性の低い遊技機とは「2時間暇な時間があり、そこにパチンコ屋と映画館があったら、どちらに行こうか迷うような性能」です。
約2時間で1,300円(前売券)~1,800円(当日券)かかる映画より、全然安いですよね? 
 
これは、5スロコーナーの事です。
PAYOUT97%の台を7,000G試行した場合、平均差枚は-630枚。金額に直すと3,150円。 
 
「遊べない、遊べない」と言われるAT機全盛時代ですが、今のパチンコ屋には遊べる場所があります。
要するに、「遊ばせろ、遊ばせろ」と言いながら、20スロコーナーに行く客の方が悪い。 
ついでに言うと、「AT機は遊べないから、ノーマルタイプの復権を」なんて事を言うライターやユーザーも阿呆なんだよな。
君ら、ART機・パチスロ交響詩篇エウレカセブン登場以前のパチスロコーナーがどんな状況だったか完全に忘れてるだろ?
 
ともあれ、低貸営業の台頭で飛躍的に射幸性が下がっているのが、今のパチンコ屋です。
にも関わらず「遊べない」と言われ、客が減り続けるのは、エンドユーザーがホールの現状を正しく把握していない。あるいは、「遊ばせろ」という言葉に嘘があるのだと思う。
エンドユーザーがホールの現状を正しく把握出来ていないのは、メーカーに尻尾を振って新台の宣伝にばかりページを割くメディアの責任。
「出せ」「俺に勝たせろ」と言いたいだけなのに、自分の卑しさを隠すために耳当たりの良い言葉に置き換えてる奴は流言を流布しているに等しい。
「スロはともかく、低貸のパチは回らないし、出玉削りも酷いだろう」という意見もあると思うが、期待値計算すれば、大抵1日辺り-5,000円以下の調整になっているはずだよ。 
 
もし、こうした警察庁の定義より安い遊技料が高いとか、支払いたくないと感じるなら、その人も自分のような社会不適合者と同じ価値観や倫理観を持っている気がします。
と言うか、パチンコ屋は台で遊んでもらった対価として遊技料を受け取る商売というド正論を突き詰めると、パチンコ・パチスロ機はただのギミック付き映像プレイヤーになるし、そうなったら、パチンコ・パチスロは他の娯楽に勝てませんからね。映像が見たいだけならレンタルビデオの方が安いし、現在、ネット上には無料で見れる動画が溢れてます。
「映画に行くより安いよ」と言われても、わざわざ映像を見るためだけにパチンコ屋に足を運ぶのは奇特と言われる話でしょう。
だから、自分はド正論の先には業界の衰退しか無いと思うし、業界の衰退は自分の進退に関わるので、「パチンコ・パチスロは、どうやったら勝てるかを考える遊び――要は、小博打だろううが!」って話をするわけです。 
 
余談ながら、音楽業界で1998年以降、CDが売れなくなってしまった理由も、ネット上に無料の音源が溢れているから、ね。
そのせいで、音源以上の付加価値を付けられないアーティストがジリ貧なのです。
そもそも、社会現象になるような楽曲が出せない事も問題なんだけど――。
 
AKB48という成功例がある音楽業界に対し、未だ抜本的な改革案が出ない当業界。
とりあえず、ギミック付き映像プレイヤーで遊びたいと思っている人には「遊べるよ」って事をちゃんと伝え、小博打に勤しみたい人は流言を控えてパチンコ・パチスロが小博打として楽しくなくなってしまった構造的な理由を考えるべきだと思うんだけど、どうでしょう?

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