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全てのホールがメーカー直営だったら良いのにね。こんな阿呆なペースで新機種出さないでしょ? 営業コストがかかって仕方がないもん。
しっかりと作り込んで長期運用出来る機械にするとも思う。 
 
結局、メーカーの顧客はホールであり、我々エンドユーザーではないというのが問題なんだよね。
我々エンドユーザーが見向きもしないクソ台を作ってしまっても、せいぜい次機種の値引き幅を大きくするくらいで、売った後はホールに丸投げという無責任な商売になってしまっている。
 
そもそも、鳴り物入りで出た機械がコケた所で、メーカー的には予定の台数をホールに売りつけた時点で成功だし、次の入替需要が見込めるんだから、別に深刻に考えてなどいないでしょう。
一昔前なら、シェアをライバル他社に奪われるため、1ヶ月も稼動がもたないような機械を作ってしまうのは大問題だったはずだが、今は1ヶ月以上稼動がもつ機械の方が珍しい状態なので、その辺の問題意識が、どんどん希薄になって来ている気がする――。 
 
しかし、豊丸先生は違った。
 
「安心保証プラン」――トヨマル遊moreコレクション第1弾・CRA魔神英雄伝ワタル99VMを3台以上購入したホールに対し、導入後の稼動実績に納得できない場合には、納品から3ヶ月以内であれば、本体購入の場合15万円、盤面購入の場合10万円での買取を実施すると言い出したのだ!
言い換えれば、この機械にはそれだけの自信があるという事だろうが、思い切ったプランを打ち出したものだと思う。
 
 
 
 
 
 
また、「トヨマル遊moreコレクション」とは、同社がこれから発売する新機種のスペックを甘デジにしていくというプロジェクトの事である。
大当り確率1/200未満の「主役になれる甘デジ」を年5機種ほど、継続的にリリースするらしい。
昨年12月のプレス発表会では、他メーカーの同スペック帯の機種も加え、バラエティコーナーではなく、甘デジコーナーを設置することをホールに提案していた。
これは、軍資金の乏しい最近のユーザーにとってもありがたい話ではないか。
 
とにかく、豊丸先生は考えたのだ。
 
 
 
 
 
 
「今の時代に求められる遊技機とは?」「パチンコの面白さの原点って何だっけ?」「豊丸らしさってなんだろう?」そして、「今日の晩ご飯なんだろう?」……先生は落とす事も忘れていない、実に素晴らしい。
 
大当たり確率1/200未満の機種がホールの主役になるためには、換金差益が発生する環境が必要だと考えるが、このホール及びエンドユーザー寄りの企業姿勢は評価されるべき事だと思う。 
CRA魔神英雄伝ワタル99VMの導入は2月から。 
 
はたして――?