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【ザッシュ】
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『スカイ・ロック・ゲート☆』
牙狼がホールを席巻する日
掲載:2013/11/30 12:15

むう……絶狼主役の新作が制作中である事は過去ログで触れたが、こんなシリーズも動き出していたとは! 
 
 
 
牙狼がホールを席巻する日
牙狼<GARO> -魔戒ノ花-
 
 
 
牙狼の瞳が青い事で新主人公を連想したあなたは鋭い。大河=赤、鋼牙=緑、流牙=金――牙狼の鎧に正式に認められた黄金騎士になると、鎧には瞳が現れ、それぞれの魔戒騎士に応じた色に輝くのです。
今作の主人公は、冴島雷牙。冴島の名を冠する魔戒騎士という事は、ひょっとして母親の名は冴島カオルだったりするのですかね? 流牙同様、鋼牙とは違う時代に活躍する魔戒騎士の物語でありながら、『魔戒閃騎』『蒼哭ノ魔竜』からの流れを引き継ぐ正統続編である事が容易に想像出来ます。
もちろん、原作・総監督は雨宮慶太。
放送開始は2014年4月から。期待しましょう! 
 
ちなみに―― 
 
 
 
牙狼がホールを席巻する日
絶狼<ZERO> -BLACK BLOOD-
 
 
 
何と、こちらもスピンオフ作品じゃありません。絶狼主役の新シリーズです。
北斗で言えば『蒼天の拳』みたいな位置付けですかね? 牙狼の世界を構築する二本目の柱として起動するようです。 
 
注目ポイントは、シリーズ構成・脚本に『仮面ライダー電王』『仮面ライダーオーズ』『侍戦隊シンケンジャー』の小林靖子を起用している事。
小林靖子は『魔戒閃騎』で1本だけ脚本を担当してるんですが、牙狼シリーズにメインライターとして関わるのはこれが初。余談ながら、直近の仕事は『進撃の巨人』のシリーズ構成・脚本です。
数々の良作を送り出して来たヒットメーカーだけに、期待しない人がいたらおかしいでしょう。佐藤健、松坂桃季――人気の若手俳優二人が、ブレイク直前は小林靖子脚本の作品で主役を演じていたのも興味深い所です。
2014年3月から、劇場・CSで公開。 
 
それにしても、『闇を照らす者』『桃幻の笛』とパチンコ化されていないタイトルが2本も控えているのに、さらにタイトルが増えるとは、ホールのシェア争いが三洋vs京楽の二強体制から、サンセイを加えた三強体制に変わって行く前兆かもしれません。
サンセイは、それを目論んでスポンサードしているはずですし。 
 
大手販社・フィールズがヒーローズという漫画雑誌の創刊に出資し、パチンコ・パチスロ用に使えるキャラクターの創造に乗り出しているのはご存知の通りですが、無名コンテンツに意欲的なスペックを与える事でヒットさせ、以降は作品の世界観を広げる事に出資する事で使えるキャラクターを確保して行くサンセイの方法論も面白いですね。
ユニバーサルの版権使用期限は切れたし、サンセイ自らが牙狼でパチスロ市場に乗り込んで来る日も近い気がします。 
 
しかし、それを考えると『北斗の拳』や『バジリスク』――入替需要を狙って、同じものを何度も語り直す方法論での機械作りは醜悪だよなあ。
現行機がいくら客の評価の高い機械であっても、その後継機が出るという事になれば誰もが一度は触りたがるし、どんなに資金繰りが苦しくともホールは導入せざるを得ない。
営利企業としては当然の事でも、人々にエンターテインメントを提供する娯楽産業としては見下げ果てた企業姿勢でしょう。 
 
何か、見苦しいわ……。

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