『萌えパチ業界万華鏡~焔』
盲点を突く
掲載:2013/10/23 22:20
先日、ジュピタークイーンの紹介で法の盲点を突く出玉性能の機種が~と書きました。
では、どんな感じであったのか?
過去に触れたこともありましたが、まとめということで。
主に4号機となります。
長いパチスロの歴史の中でも一番繁栄していた時代ではないでしょうか。
ニューパルサー、クランキーコンドル、ジャグラー、サンダーV、花火などのノーマル、技術介入機種へ新ジャンルとしてCT機、マルチライン機、大量獲得機などが登場。
万枚戦争へと突入したのでした。
しかしCT機や大量獲得機はある程度の目押し力を必要としました。
当時のアルゼ系、大花火などの実機をお持ちの方はドア裏を見てください。
設定別の出率が貼られてますが、これは技術介入無しの出率だったはず。
この通りに設定を入れていたら大変なことになってしまいますが(笑)
ビーマックスや大花火など。
保通協の検査では目押しをしないので、ノーマルAタイプ程度の出率で検定を通しました。
ガメラ(オオガメラ)
シフト持ち越しや逆押しで誰でも目押し無しで15枚役を獲得可能で、簡単に大量獲得が可能。
このカラクリは、検査を順押しで行ったこと。
シフト持ち越しをせず、すぐにボーナスが終了するのでした。
獣王などのAT機。
目押しをしてないので、AT中でもコインは増えません。
ミリオンゴッド。
液晶が間に合わなかった、逆押しでプレイしてくださいと検査を通過。
ボンバーマンビクトリー、スパイダーマン2などのリプパン機。
5号機は成立した小役を逆手に取り、ボーナス後のRTでも成立したパンク役を獲得。
RTが長続きせずに出率を押さえることに成功。
姑息な手段と言いたくもなりますが、探求心に素直に脱帽します。
けれど、保通協の心象は最悪ですよね。
事あるごとに締め付けが厳しくなってます。
今のAT機ってどうやってるんでしょうね。
今の検査では一番出率が高くなるように検査をしてるはずなんですが。
何か裏技でも?
上乗せメインのAT機、一回の上乗せで万枚が確定するような機種が人気です。
いつぞやの『一撃で3000枚以内におさえる』なんて決め事はどこへやら。
出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。
これは松下幸之助の名言です。
しかしパチンコ業界は出すぎた杭は完膚なきまでに打たれます。
そして、二度と出ないようにコンクリートで固められます。
そろそろ過当な出玉競争は終わりにして、何故5号機にシフトしたのかをもう一度、考えてみましょうよ。
冬の時代は間違いなくそこまで来ているのですから。