『スカイ・ロック・ゲート☆』
オレンジアームズ、花道オンステージ!
掲載:2013/10/21 11:35
もの凄い雨だった昨日の稼働は、お休み。
色々と観たり、読んだり、考えたりしておりました。例えば、平成シリーズ15作目『仮面ライダー鎧武』はどうなんだろうとか――?
前作『仮面ライダーウィザード』は、凹んだ時にはげましに来てくれる人。
映画版に至っては舞台が魔法の国ゆえに、魔法で変身するウィザードは完全に一般人。
正にヒーローの単位をミニマムにまで落とした存在でしたから、次はどうなるのかと思ってたんですが、これはこれは。
ロックシードを手に入れ、仮面ライダーに変身する力を得た若者たちの自己実現の物語――ひょっとして『仮面ライダーファイズ』を、もう一度語り直すつもりなのか? と。
放送から10年も経った今になって『ファイズ』のBlu-ray BOXが発売される辺り、制作者に「比べてみろ」と言われている気がします。
まあねえ、『ファイズ』は深いんですよ。自分が一番面白かった平成ライダーは『電王』だけど、MOOK本を買い漁ったライダーは『アギト』と『ファイズ』ですからね。
双方の脚本を手掛けた脚本家・井上敏樹は執拗なまでに作り込んだ人物造形が特徴で、各々の利害関係や、それによる対立・確執を描く事を好みます。
とても映像作品から伝わる情報だけでは足りなくて、足りなくて……。
購入したMOOK本やら、何やら
ちなみに『ファイズ』は、ファイズドライバーを手に入れる事で自己実現を果たそうとする人物たちが織り成す群像劇です。
似ているけど、微妙に違いますね。『鎧武』は主人公・紘汰たちが変身アイテム・ロックシードを手に入れた事で自己実現に向かい始めてますけど、ベルトの適合者という部分で既に枠が狭まってますし。
はたして、『鎧武』は『ファイズ』の提示した枠を超える事が出来るんでしょうか?
てなわけで、自己実現理論。これはアメリカの心理学者・マズローが5段階の階層で表した人間の欲求論です。
生理的欲求から始まり、安全の欲求、所属と愛の欲求、承認の欲求と一つの欲求が満たされる度に次の段階に進み、最終的には自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して、自分がなりえるものにならなければならないという欲求に至るというもの。
大抵の人は承認の欲求の段階に留まっており、他人から承認(尊敬)してもらうため色々と努力してるわけですが、そこを超えて自己実現の欲求にまで至る事が出来たら、正に花道オンステージ!
自己実現の欲求を満たし、「自己実現者」となれる人間などほとんどいないものの、自己実現の欲求にまで到達出来ただけで人生観って変わります。
別に大した事じゃなく、分相応でいいんですけどね……いい年こいて、いつまでも承認の欲求に留まっていてはいかんぞ。
さて、今日は隣県の新台入替で17:00オープンが複数あるので様子見に行ってみようと思ってます。
前ログで述べたO店が、どこの店なのか分かった土地勘がある方。もしかすると、「今日、覗いてみようか?」なんて考えている人もいるんじゃないかと思いますが、日付と状況を確認して、根拠のある台選びをする事だけは忘れないでくださいね。
自分がしたのは、パチンコ・パチスロは勝ち方を考える遊びだと思うので「どの台が出る=勝てるんだろう?」というアプローチが無意味じゃない店で打つべきだという提案であり、勝てる事をそそのかしてるわけじゃありませんので。
6はあっても、それ以上に1が存在するのがパチンコ屋なんだからさ。
あなたのパチンコライフに、花道があらんことを――。