『スカイ・ロック・ゲート☆』
何故か60年代
掲載:2013/10/7 11:10
当サイトの業界ニュースで紹介されていた、あのCDを買ってみました。
牙狼<GARO> 黄金歌集
『牙狼魂』
パチンコ版の楽曲はもちろん、スピンオフ作品の主題歌など、ほとんどの楽曲がダウンロードストアでは対応されてませんし、こうしたアルバムが発売されたのは実にありがたい。
聴いてると無駄にテンション上がりますよ、はっはっはっ!
さて、今回は無駄話です。昨日から平成ライダーシリーズ15作目『仮面ライダー鎧武』が始まりまして、こちらは「鎧」「フルーツ」「錠前」という特異なモチーフに加え、メインライターが『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄という事で、一体どんなヒーロー像が描かれるものだろうと興味しんしんなんですが、それ以上に興味深いのがこちら。
AKB48・33rdシングル
『ハート・エレキ』
もうType4だけじゃなく、全タイプ買いますよ。
研究生ユニット・てんとうむChu! の楽曲をカップリングされてはTypeBも買わざるを得ないし、B,4と買うならAとKも買ったるわーいっ!
ちなみに、表題曲『ハート・エレキ』は、60年代のグループサウンズ楽曲をアイドルに歌わせてみようというコンセプトですよね。
自分は年寄りとは言え、さすがにその世代ではないので、良いか悪いかではなくアリかナシかならアリだろうという評価しか出来ないんですが、グループサウンズ世代からするとたまらない楽曲らしく、「いい曲だ!」との評価があちこちから聞こえて来ます。
早くも、ギターでの弾き語り動画などをUPしてるユーザーもいますし。
で、さらに興味深いのはこちら。
今石洋之×中島かずき
『キルラキル』
グレンラガン・コンビによる最新作ですが、これって『紅三四郎』だと思います。
『紅三四郎』分かります? 『ヤッターマン』や『ガッチャマン』を世に送り出したタツノコプロのごく初期の作品で、柔術家の青年・三四郎が父の敵・片目の男を追って旅をするというお話。この作品が世に出たのも1960年代ですね。
要は、注目のクリエイターが時期を同じくして、今の時代に投げ込むべき何かを1960年代末のムーブメントに見出したという事が、実に興味深いな、と。
ああ、そういや『仮面ライダー』が「痛快怪奇アクションドラマ」として産声を上げたのも、この時代から数年後だった……。
こうした事を考えていて、思ったんですが、今の遊技台は版権物主体で世間一般のブームから数年以上遅れて来るじゃないですか? 若年層不参加の原因はここにもあるような気がします。
いくらメディアが煽っても、若年層からすると「今更だろ」って話。
ましてや、それが高額な利用料金を支払う必要があるギミック付き映像プレイヤーでは、もう「バカじゃねーの?」って事かと?
やっぱり、版権の魅力に頼ってる部分――演出の話をしても、この業界に先は無いと思うぞ……。