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昔、師匠に言われた事―― 
 
「店が横暴だと思ったら戦え、それが出来ない奴はダメだ」 
 
自分の師匠、と言うか、自分をパチンコに傾倒させたのは職場の先輩で昭和の香りバリバリのおっさんですから、立ち回り論やホールでの倫理観などは本当に見習うべき所が無かったんですが、これもどうなんだろうと思えた教えの一つです。 
 
そもそも、店側が「○○打ち禁止」とか言い出すのは、それにかこつけて、その客を追い出しにかかっているわけですから、何を言っても無駄。伝家の宝刀「当店がプロとみなすお客様」を抜かれて、「出入禁止処分」に至る前に退きさがった方が身のためってものです。
まあ、この教えを受けた当時は、自分も20代の小僧ですから、そんなもんかなーなどと思ってしまい、店員と大立ち回りを演じた事が数回ございますが……。 
 
何はともあれ、そんな言われたらおしまいな店側からの通告――「○○打ち禁止」ですが、昨日はハネモノで食らいました。
場所は昨日のO店、機種も昨日のレレレにおまかせ! 昨日同様、大当たりR数には恵まれなかったものの、昨日とは異なりV入賞には恵まれて、順調に出玉を増やしていた時の事。
持ち玉4,000コ前後から白服の姿がチラつき始め、持ち玉が5,000コに届いた時、ついに白服が自台にやって来ました。 
 
「お客様、変則打ちをヤメていただけますか」 
 
はあっ!? 意味が分からない。自分は丁寧に打っているだけ。
詳しく聞くと、頻繁なストップボタンの使用は、当店が定める変則打ちにあたるそうな。
ここのO店は、役モノに玉が入っている間も打ち続けろと言うのか!? 
 
一瞬でアドレナリン全開、ブチ切れました。
「遊技台の規定上、付いているものを使って何が悪い!」
「俺にヤメろと言うなら、他の客にもストップボタンの使用をヤメさせろ!」
「これはギャンブルじゃなくて遊技だろ? 遊技だったら打ち手によって違う結果が出るのが当たり前だ!」 
 
大体ね、最終結果を見れば分かるように、鳴きも入賞率も昨日とほとんど変わらないわけです。
要するに、出てないうちはいいけど、出たらこの店は客を追い出しにかかるのかって話。
もう本気でブチ切れて、上記の内容をまくし立てた上、「今、言った事を取り消せ!」と白服を3回怒鳴りつけてやりました。 
 
その結果―― 
 
折れましたよ、珍しい事に白服が。
正論で白服が引き下がったのは初めてです。
と言うか、O店系列で出禁を食らったら命取りだというのに、自分もよく言ったものだと……。 
 
以降は、19:00まで打って、ハネモノコーナーが賑わい始めた頃に退店です。 
 
しかし、本当に考えちゃいますね。一昨年の年末、都内某所で起きた事件以降、店側の技術介入に対する対応が全国的に厳しくなってるわけですが、中にはステージ止め禁止だの、保3止め禁止だの、こんな風に役モノに玉が入っている間も打てだの、翻訳すると「お前らはな～んも考えんと、バカみたいに玉打っとったらいいんじゃい!」というレベルの対応もあるわけです。
やっぱり師匠の言う通り、横暴と感じる店側の通告とは戦うべきなのかもしれない――。 
 
なお、自分の真似をして白服に食ってかかって出禁を食らっても、責任持てませんので、やるなら覚悟と理論武装をして自己責任でお願いします。 
 
 
(最終結果)
CRAもっと! レレレにおまかせ! もういっかい!
[総ハネ開放数]
・819回  
 
[総ハネ拾い数]
・297 (36.26%)  
 
[ノーマルルート選択率]
・ノーマルルート/ハネ拾い 137/297 (46.13%)
 
[SPルート選択率]
・SPルート/ハネ拾い 47/297 (15.82%)
 
[V入賞率]
・V入賞数/ハネ開放 36/819 (4.4%)  
・V入賞数/ハネ拾い 36/297 (12.12%)  
 
[V入賞内訳]
・ノーマルルート 19/137 (13.87%)
・SPルート 17/47 (36.17%)  
 
[大当たり内訳]
 2R: 14
 6R:  9
 2R+5R:  2
 6R+5R:  1
14R: 10
 
【投資】
2,500円
【獲得玉数】
6,140コ
【収支】
+22,000円  
 
※鳴き・ハネ拾い数は1R=66.2コで算出。 
 
【鳴き数】
18.9G/1k
【ハネ拾い数】
6.9コ/1k  
【R数誤差】
-22.62