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【ヒロオ】
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『酒と涙と本とパチスロ』
関越えならず、か……
掲載:2013/8/23 00:45

皆様、お疲れ様です。
ヒロオです。
 
 
本日で、夏の甲子園の日程がすべて終了しました。
 
現在東北地方に在住の、または東北地方出身の皆様はよくご存知のように、春のセンバツでも夏の大会でも、東北の高校が全国を制したことは未だかつて一度もありません。
「優勝旗が白河の関を越えたことは無い」という言葉は、野球経験者のみならず、高校野球ファンであれば今まで一度は耳にしたことがあるはずで、過去にその北限越えとなる北海道代表の駒大苫小牧が優勝したことはありましたが、東北地方での優勝は未だ無し。
私は、今回がその絶好のチャンスと思っておりました。
 
が、結果は皆様もご存知のとおり。
これは、私的には非常に残念でした……が、彼らは本当によく頑張りました。
 
特に、我らが日大山形は県勢初となるベスト4。
今までは最高でベスト8、優勝こそないにせよ準優勝経験は多い東北各県の中で、我が故郷はかなり肩身の狭い思いをしておりましたし、少なくとも県内の野球経験者の間では非常に有名な、「ぼぉ~いずびぃあんびしゃぁ~す♪」をあれだけ流して全国のお茶の間の度肝を抜きましたから、その意味ではとても価値があり、かつ、見ごたえのある大会となりました。
 
 
ところで、高校野球というと春夏の甲子園が非常に有名であるため、球児たちが白球を追うとても爽やかな大会であるように思われがちですが、地方予選だと様々なことがおこり得ます。
 
例えば、
 
 
[1]春の公式戦にて。
 
夏の大会(=甲子園予選)は県内オープンで試合をするので同地方と当たることはそう多くないのですが、春と秋は常に地方予選→県大会という流れであるため、いつもの顔合わせということがよくあります。
 
この日の相手方もよく見知ったチーム。しかし、背番号は10番までいるのに、何故か9人しか見当たらない。
しかも、よりによってエースナンバーである1番が居らず。
 
試合を終えて訊いてみたところ、「エースはサッカー部と掛け持ちしてて、今日はサッカーの試合に行った」とのこと。
甲子園を見ればわかるように、野球と他の競技の公式戦の日程が被ることは基本少ないんですが、この時は春だったのでたまたま被ったんでしょうね。
多分、凄い身体能力がある選手だったのだろうと思いますが、エース抜きで戦わざるを得ない相手方には少なからず同情もしました。
 
 
[2]多分、秋の大会にて。
 
野球部は他の競技に比べると、熱心で強烈な父兄が多い印象がありますけど、この日の私たちの相手方の観客席には物凄い勢いの父兄の方がいまして、その声のほとんどが采配や選手起用について。
そして凄いのは、ベンチがその声のとおりの采配や選手起用をしてくるのです。
 
もしかしたら、そのチームのコーチをしている教員以外の人だったのかもしれませんが、どちらにしても、攻める側の采配が守る側の我々にすべて筒抜けだったことは間違いないことでした。
監督には、「あの声は、無いものとして戦え!」的なことを言われましたけど、聞きたくなくても耳に入ってしまうものは、もうどうしようもないですよね。
 
 
[3]他県はどうなのかわかりませんが、山形県では公式戦開催場所を村山・置賜・最上・飽海・田川(飽海と田川が庄内地方)の5地区で、持ち回りで行っていました。
 
では、いざ自分の地区で開催となると、「移動が楽でいい!」と考えるかもしれませんけど、現実には色々とあります。
 
大変なのは下級生。
ボールボーイやファールボーイで走らされ、大会期間中は練習の暇さえありません。
特にきつかったのは、スコアボードの担当です。
今は電光掲示板でポチッと一発なのかもしれませんけど、当時の私の地区は手動でして、基本複数人で担当ながら試合からは一瞬足りとも目が離せず、それはまだ良いとしてもそのスコアボードの内部が、それはもうアホみたいに暑いのです。
 
それゆえ、私の時はジャンケンで負けたヤツが近くの店にアイスを買いに行き、皆でサクレレモンをシャクシャクやりながら裏方仕事をしておりました。
 
今はもう無いのかもしれませんけど、もし皆様が球場観戦に行った際にアイスを食う野球部員を見かけたとしても、「ああ、クッソ暑いんだな……」と生暖かい目で眺めていただけると幸いです。
 
 
ただ、これらは私の現役当時の、しかも山形県内での大会であったこと。
今はどうなのか、高校野球を現場に見に行くことも無い私ではわかりませんが、多分これらはもう過去のことでしょう。
 
ちなみに、私が球児だった当時、試合をしたことこそありませんでしたが、「日大山形には化け物がいる」と評判でした。
その「化け物」とは、現在広島東洋カープに所属する栗原健太内野手です。
県出身のプロ選手は常に応援していますが、出来れば生の打球を守備の視点から見てみたかったですね。
 
 
 
稼働については、最近ちょっと先発の駒不足でして、それゆえここ3日間の朝はハネモノに挑んでいるものの、どうにも座り切れず。
 
特に、私的に厄介なのはビッグシューターXです。
私が語らずともザッシュさんのブログを読めばシューターについては全てわかりますが、ヤクの良い台は絞られ、まるでローターに入らないような台のみがアケられているのが常態と化しています。
トキオが弱体化し、新台によってマジカペが駆逐されつつある現状、シューターには結構期待していたんですが……。
 
そして、デジパチが悪化しているためか、ハネモノの競争率が極悪化しているのも厄介なポイントです。
私的には、ハネモノには朝以外座れないようなのではなく、後ろを埋める地味な活躍を期待しているですが。
 
 
 
 
ということで、まとまりない話でした。
 
それでは、また!
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