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【ザッシュ】
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『スカイ・ロック・ゲート☆』
ハネモノ末期
掲載:2013/7/18 10:30

それにしても厳しい。マジカペは設置から約2ヶ月が過ぎ、そろそろサービスしなくなって来たし、薄利でギリギリの調整を試行錯誤して来たホールも釘の形が定まって来た感じです。 
 
打ち始めて0.5kで2鳴き。次の0.5kでも2鳴き――こんなホールはありがたい。
「これほどまでに鳴かないのは、ハカマの形かな?」とか、「風車上と風車の角度が絶妙!」とか、締め方の判例をもらった上で、すぐにサヨナラできますから。 
 
しかし、ほとんどチャラみたいな調整をされちゃうと苦しいんですよ。
最初に上ムラを拾ってしまうと、どうしても打ち込んでしまいます。
その台での過去の経験と照らし合わせても、全然ダメとは思えない釘なんだから仕方ありません。 
 
 
_31__15R____2k
_21__15R 
 
 
打ち始めは鳴きも拾いも問題無いレベルですね。
マジカペの理論上の大当たりR平均継続数は9.5Rになるらしいんですが、釘調整や以下で述べる個体差が関係ある部分なので、自分は9Rで見ています。
1R辺りの出玉もムラがあり、釘が同じでも終日で±2コ変わる場合があるので48コに仮定しておけば大丈夫かな、と。
 
 
ただ、今日はハネの開放パターンに恵まれず、役モノ内左右のアウトに落ちる玉の量が多目なのが苦しい……。 
 
 
_80__15R____1k
__3__15R
_99__15R 
 
 
こんな状態になってしまったので、振り分けを集計してみると―― 
 
 
[総ハネ拾い数]
・127 (54.04%)   
 
[ノーマルルート選択率]
・ノーマルルート/ハネ拾い 45(4)/127 (35.43%) 
 
※(  )内はハズレから復活板での復帰数。 
 
[SPルート選択率]
・SPルート/ハネ拾い 2/127 (1.57%) 
 
 
役モノに入賞した内で、ノーマル&SPルートに振り分けられたのは37.01%。過去の実戦値だと41.9%~47.5%なので、ちょっと低めですね。 
しかし、何度も書いているように、マジカペは個体差が少ないハネモノです。
同じ台でも振り分けは終日で2~3%は上下しますが、ここはデジパチの大当たり確率が1日程度の試行では設計値通りにならないのと同様なので、気にしすぎてはいけません。
そして、その振り分けのさらなる内訳――SPルート選択率が低かったとしても勝負にならない事は無い台なのです。
 
 
 
ハネモノ末期
マジカペの個体差・1
「SPルートへの振り分け」
 
 
 
ノーマルかSPルートの振り分けはともかく、アウトかノーマル&SPルートの振り分けは運の問題。 
 
この点についてさらに書くと、ハネ開放・カーペットの上下は早・普・遅の3パターンずつ(で間違いないと思う……)があり、その組み合わせでほぼアウトになるパターンとカーペットに乗るパターン。ハネが拾った時はカーペットが上がっているのでカーペットには乗らないが、復活板のフォローでノーマルルートに復帰するパターンがあるのです。
ノーマル&SPルートへの振り分けが悪いという事は、運悪くほぼアウトになるパターンでばかり拾わせてしまっているという事。 
 
ハネ開放に対して、カーペットに何コ乗ったか? みたいなデータの取り方をしていると、「ハネが開いても開いてもカーペットに乗らないから、これはクセ悪台」みたいな妙な判断をする事になります。
そもそも、ハネ拾い率は店側の釘調整でどうにでもなる部分ですしね。 
だから、試行を増やせばこの台の振り分けも良くなるはず。終日でノーマル&SPルートの振り分けが、ハネ拾い数に対し40%を下回った事はありません。
ハネ拾い数は8.8コ/1kだし行けます……と思ったら。 
 
 
123__ヤメ___7k 
 
 
鳴きが12G/1kペースに急落。ハネ拾い数も7.4コ/1kになってしまったので、稼働を断念。
まだ期待値プラスのレベルですが、マジカペでこの展開はうんざりだ……。 
 
 
(最終結果)
CRマジカペJX
[総ハネ開放数]
・357回  
 
[総ハネ拾い数]
・181 (50.7%)  
 
[ノーマルルート選択率]
・ノーマルルート/ハネ拾い 59(8)/181 (32.6%)
 
※(  )内はハズレから復活板での復帰数。
 
[SPルート選択率]
・SPルート/ハネ拾い 4/181 (2.21%)
 
[V入賞率]
・V入賞数/ハネ開放 5/357 (1.4%)  
・V入賞数/ハネ拾い 5/181 (2.76%)  
 
[V入賞内訳]
・ノーマルルート 5/59 (8.47%)
・SPルート 0/4 (0.0%)  
 
[大当たりR数詳細]
・実質R数計 75R
・実質平均R数 15R
 
【投資】
10,000円
【獲得玉数】
0コ
【収支】
-10,000円  
 
※鳴き・ハネ拾い数は1R=48.7コで算出。 
 
【鳴き数】
14.5G/1k
【ハネ拾い数】
7.4コ/1k  
【R数誤差】
+27.45
 
 
この後は、ネカセや役モノに細工をしているO店でハネ拾い数9.4コ/1kクラスのマジカペを発見するも、大当たり中、基本的に2コしか貯留しないスペシャル仕様のおかげで平均継続R数5R。
左右に打ち分けて4コ貯留を試みるも、上手く行かなかったです。 
 
 
 
ハネモノ末期
マジカペの個体差・2
「カーペットへの貯留」
 
 
 
それにしても、ここの釘師は凄いね。
差玉+20,000コの実績がある台なので、もともとこんな個体じゃなかったはずですが、ネカセを工夫したり、あるいは役モノに細工したりでこんな仕様を作り上げやがったか、と。
この台だけ開いてたんで、最初からこの機種の攻め方が分かる人間を血祭りに上げるのが目的だったんでしょう。
 
そして、マジカペの後はV入賞率1/24で差玉+8,800コのトキオデラックスが空いたので移動するも、こちらの役モノも何故出たのか分からないようなダメっぷり。
事故るんだから、トキオデラックスの方は研究の余地アリでしょうけど……。
 
何はともあれ、エグイ店に行っても時間効率が悪いし腹立つので、やっぱりここのO店はアウト・オブ・眼中にします。 
ああ、まともな店の調整は苦しいしどうしたものか。 
 
一日累計-22.5k也。 
 

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