『冒険人生。2』
どうしても言っておきたい事がある。
掲載:2008/4/14 23:55
本日、回答を順次行う予定でしたが、急遽予定変更をお許し下さい。
午後のニュースを見て、どうしても居ても立ってもいられず、PCのキーボードを弾いてしまいました。
今日、14日午後16時頃、鹿児島県のパチンコ店駐車場において、母親(35)がパチンコ中に、自らの1歳7ヶ月になる男の子を熱中症で、死亡させ
た。
まったく、どうしてこうも、同じ事が繰り返されるのでしょう。
無論、パチンコ・パチスロという遊技が、世に反しているとも言えるでしょう。
しかしながら、どんな状況であれ、我が子を第一に守ることが、親としての努めではないでしょうか。
業界全体としても、巡回強化として、最低でも1時間に1回は見回る事が、励行となってきております。
ですが、季節が暖かくなるにつれ、車中の温度は、ものの数分で火の中のようになります。
ダイの大人だって、クーラー無しでは、とてもとても。
ましてや、生まれて間もない子供となれば、尚のこと。
真夏になれば、クーラーだって、効いてるんだか、効いてないんだかという状態になります。
このような事件が起きると、とても辛く切なくなります。
と申しますのは、現在の法律では18歳未満を絶対的にお断りしているワケで、昔のように子連れパチンコは不可能です。
道徳的な解釈をすれば、子連れでパチンコするのも、どうかと思いますけど。
ですが、命を奪うことまで、発展しますでしょうか。
確かに、子連れパチンコには危険が一杯ありますし、道徳にも恐らく、反することでしょう。
でも、命まで失う事件になることは、今と比べて少なかったように思います。
親が遊技中、子供が外に出て、車に轢かれてしまったとか、無残な事件も確かにありました。
かわいい我が子を持つ親ならば、親心の前に、人の心を持って欲しいものです。
やってる仕事とか、生き方とか、そんなことは、むしろどうでも良い。
人の生き方なんて、それこそ、人それぞれ。
それに対して、アレコレ言いたくないし、言う必要もない。
しかし、純真無垢・・・それも、まだ、この世に生を受けて間もない命が、失われた。
親の意識と、パチンコ・パチスロという存在によって。
もうそろそろ、日本も近隣アジア諸国のように、気付くべきなのでしょうか。
でも、そうすると、自分自身は失業ですか・・・><
単純に、ニュースのように巡回を強化します・・・だけでは、事の問題は収まらないと思いますね。
もっと、抜本的な改革をしなければいけません。
かと言って、パチンコ店に保育施設を作れば良いという問題でもありません。
今年になって、初めての(恐らく)乳児・幼児の事件(あくまでも、事故ではなく、事件だと思います。過失がありますから)です。
何度も繰り返されている事件なのに、なぜ、子連れ遊技者は成長しないのでしょう。
なぜ、業界は改革せずに、子連れ遊技者本人任せなのでしょう。
そんなことを考えてしまわずには居られない1日となってしまいました。
自分も注意しながら、日中はスタッフ任せではなく、自分でも見回りをします。
お偉いさんは、口では言いますが、行動には出ません。
ポスター作ったり、365日のうちの数日は、アピールで巡回もするでしょう。
抜本的に変えましょうよ。
変えていきましょうよ!
本日、うちのお店では、終礼時、幼い命に向かい、皆で黙祷をしました。
明日も朝礼で、黙祷を捧げます。
スタッフ一同、意識を持つことで、多少なりとも事件・事故が根絶できればと思います。
そして、その想いや熱意が維持継続しなければ、意味がありません。
我が手の指を握り返す小さくも強い、暖かで柔らかいその手を、どうして親は自ら離すのか。
なぜ、冷たく何も得もないパチンコのハンドルを、その手で握るのか。
どうして、大人の判断が出来ないのか。最低限、人としての判断が出来ないのか。
とにかく、理解に苦しみます。
幼い命が、もう、二度と失われませんように・・・
幼い命が、大人の欲望の中で、もがき苦しみませんように・・・
本日失われた小さな命に、心から哀悼の意を表します。