『スカイ・ロック・ゲート☆』
高純増AT機の時代が続きそう
掲載:2013/6/14 10:25
今日は急な所用のために稼働出来なかったので、先日の記事に書いた件について補足しておこうと思う。
とは言え、結論はお題に書いた通り。
「高純増AT機の時代が続きそう」
以上です。
要するに補足したのは、この部分に関して。
どこに行っても、日中客がいるのは低貸コーナー。
4パチ&20スロは、
北斗の拳~転生の章~と
牙狼FINALだけ満席で、あとはスッカラカンという状況はホントまずい。
――「日々、淡々とハネモノ稼働」より抜粋。
最近の客量の減少に関しては誰もが実感している事でしょう。
しかし、「だから高純増AT機じゃなくて、ノーマルタイプやボーナス+ARTの低純増タイプを作るべきだ」とメーカーに意見しても、けっしてその通りにはならない理由が、この文章の中には入っているのです。
すなわち、高純増タイプの
北斗の拳~転生の章~以外はスッカラカンという部分。
市場原理としては当然ですよね?
客がいないノーマルタイプや、ボーナス+ARTの低純増タイプを作ろうとするメーカーがあると思いますか?
たまには、機械のバリエーションとしてはアリだろうという形で、そういったタイプが発売されることはあるものの、多くのライターが絶賛する
クランキーコレクションの稼動状況はは4~5台島に好きモノが1~2人座ってます程度の話だし、ボーナス+ARTの
アクエリオン2は導入直後から客飛びが凄まじく、粗大ゴミと化すまで1ヶ月かからず、現在の中古相場は何と@64,713円也。
主だったAT&ART機の、中古相場での上位機種を列挙するとこういう感じ。
鬼浜爆走紅蓮隊 友情挽歌編 @441,168円
バジリスク 甲賀忍法帖2 @373,000円
北斗の拳~転生の章~ @314,568円
バイオハザード5 @311,966円
高純増タイプばかり……。
ボーナス+ARTの
アクエリオン2はスペックではなく演出の出来が悪かったのだ! といくら力説しても、
バジリスク2のように古めの機種がランクインしている事で分かるように、高純増AT機しか生き残らない現状ではメーカーの開発が高純増AT機の完成度を上げるという方向に向かうのは自明の理かと?
なお、念のため。
クランキーコレクション @303,545円
これは少台数製造だった事から、出品者がふっかけてるだけ。
出品数も少ないし、成約率に至っては常に10%前後――興味を示すホールも少ないって事。
好きモノが打つ台だし、導入を検討する店長も基本的に好きモノである場合が多い。
いわば、少数の好きモノが動いてるコレクターズアイテム。値下がりはしませんやね。
ちなみに、好きモノ店長が導入したホールでは、たまに高設定が使われる場合があります。
もちろん中古相場が暴落しない点も、好きモノ店長の背中を押してるんでしょう。
実は自分もそうしたホールを2軒ほど知ってるんですが、そこを視野に入れると、立地的な理由で今の立ち回りが成り立たなくなるので
クラコレを打つ事は考えてません。
クラコレを視野に入れつつ、ハネモノや
AKB48で日々の稼動も賄えるなんて地域があれば万々歳なんだけど……。
そんなわけで、お題の結論です。
ノーマルタイプやボーナス+ARTの低純増タイプを望むユーザーは、現状の
クラコレや
アクエリオン2を、一人一人が人柱になる覚悟で打って稼動を上げまくるしか無いでしょう。
あるいは、現状を理解し意見を修正するか――。
ふと思ったんですが、今、「ノーマルタイプ、ノーマルタイプ」と言ってる人達って、本当にノーマルタイプが打ちたいんですかね?
ジャグ・
ハナ系・
クラコレと、ホールにはそれなりのノーマルタイプが存在するんですが……。
財布の諭吉を漱石にして、それを次々サンドにくべながら、断末魔の苦しみの中で脳汁ドバドバのリーチ目とやらを見たいわけじゃないはず。
「今のスロは勝てねえから面白くねえんだよ! もっと勝ちやすい機械作れや!」と言っちゃうと低脳と思われるので、高尚っぽくノーマルタイプの復権を説いてるだけだって気がします。
もし、高純増タイプでも、
ウルトラマン・ザ・スロットのように3,000G前後でおよその設定が推測出来る台が出て、頻繁に高設定が使われるような状況になれば喜んで打つでしょ?
そして、細かいリール制御を掘り起こしては、「ここで、この出目が来れば脳汁ドバドバ♪」なんて語るハズ。
「違う!」という方からの、自分を納得させてくれるような反論をお待ちしております。