『スカイ・ロック・ゲート☆』
ぱちんこAKB48 セットリスト
掲載:2013/1/5 01:05
今日も稼働ネタ無しです、もうAKBネタに振りますよ。
お題は――
ぱちんこAKB48 セットリスト
この機種の秀逸な所は沢山ありますが、その一つが搭載楽曲の多さ――全60曲です。
以前、おねマスで16人GET CHU! した際には、ちょっと大当りの消化に飽きちゃったんですよね。何せ、搭載楽曲が「オイクラマンボ」と「チヨコレイト」の2曲しかありませんから。
やはり、視覚・聴覚共に特定のパターンでの刺激が続くと苦しいものがあります。
しかし、これだけ楽曲があれば、そうした倦怠感とは無縁なわけで、自分はランダム再生とマニュアル再生を切り替えつつ楽しんでます。
権利関係がうるさいんで、こんなに搭載するのは普通あり得ない話なんですけどね。本当にこれは凄い事なんです。
では、どう楽しむかと言うと、それは楽曲のジャンル分け。
本機にはAKB48のシングル曲、重力シンパシー公演曲の他に、劇場公演曲、姉妹グループの楽曲が入っているのです。
マニュアルで、その特定のジャンルに従って再生して行くのもオツなものですよ。
AKB48 シングル曲(全16曲)
・会いたかった
・Baby! Baby! Baby!
・大声ダイヤモンド
・10年桜
・涙サプライズ!
・言い訳Maybe
・RIVER
・ポニーテールとシュシュ
・ヘビーローテーション
・Beginner
・チャンスの順番
・桜の木になろう
・Everyday、カチューシャ
・フライングゲット
・風は吹いている
・GIVE ME FIVE!
以上が、AKB48シングル曲です。
何でも、AKB関連楽曲のアレンジは一筋縄では行かない非常に凝った構成になっているそうなんですが、残念ながら自分には音楽的素養がありません。
そこで、それ以外の部分で知っておくと良いと思われる事柄を以下にまとめましたので、選曲の参考にして下さい。
まず、AKB楽曲には「僕」という一人称で歌われる曲が多いです。これは秋元康の確信犯だと思いますね。
歌うのは女の子ですが、聴く側は圧倒的多数が男子ですから、感情移入しやすくしているわけです。
AKB48が一般的に認知され始めた曲「大声ダイヤモンド」の「僕」は伝えたい事があって全力で走るし、本機の主題曲である「重力シンパシー」の「僕」だってバスがカーブを曲がる時の体の傾きで君との一体感を味わっちゃうのです。
聴く際にはその辺りを踏まえて聴いて頂くとして、ウンチク的に押さえておくべきなのは、まず選抜総選挙による楽曲でしょう。
ファンが選んだメンバーによる楽曲という事で、昨年の「ギンガムチェック」のような王道的AKBソングが揃ってます。
第1回から順に「言い訳Maybe」「ヘビーローテーション」「フライングゲット」です。
「言い訳Maybe」は2010年のリクエストアワーセットリストベスト100で1位を取った曲だし、「ヘビーローテーション」は「会いたかった」と並ぶAKB48の代名詞的楽曲。「フライングゲット」は一昨年の第53回レコード大賞受賞曲ですね。
また、じゃんけん選抜による楽曲「チャンスの順番」は、AKB楽曲のもう一つの特徴である自己言及ソングですが、年中「運」に翻弄されているパチンカー的には実に深い曲ですし、その自己言及ソングの流れでは「RIVER」も押さえておく必要があるでしょう。
昨年秋の「UZA」や、初ミリオンを達成した「Beginner」のように、AKB48は節目になるとアイドルの殻を破ってギアが1段上がるような楽曲が出て来るんですが、その起源をたどると、たどり着くのも「RIVER」なのです。
同じ作詞者ながら、美空ひばりが歌った「川」とは90°違う視点から見た、広く大きな川――メッセージソングとしても一級品だと思います。川を渡れ! You can do it! です。
続いて、劇場公演曲。
チームA 公演曲(全9曲)
・AKB参上!
・黒い天使
・ツンデレ!
・ハート型ウイルス
・ひこうき雲
(以上、5th Stage「恋愛禁止条例」)
・愛しさのアクセル
・炎上路線
・サボテンとゴールドラッシュ
・Pioneer
(以上、6th Stage「目撃者」)
チームK 公演曲(全8曲)
・エンドロール
・虫のバラード
(以上、5th Stage「逆上がり」)
・ウッホウッホホ
・彼女になれますか?
・制服レジスタンス
・毒蜘蛛
・引っ越しました
・RESET
(以上、6th Stage「RESET」)
チームB 公演曲(全10曲)
・初日
・てもでもの涙
(以上、3rd Stage「パジャマドライブ」)
・愛しきナターシャ
・口移しのチョコレート
・みなさんもご一緒に
(以上、4th Stage「アイドルの夜明け」)
・オネストマン
・シアターの女神
・チームB推し
・夜風の仕業
・ロッカールームボーイ
(以上、5th Stage「シアターの女神」)
本機の公演に「重力シンパシー」とタイトルが付いているように、劇場公演においてもタイトルがあるのです。
楽曲をチーム毎に分けて、( )内に公演名も書いておきました。
「ハート型ウイルス」「てもでもの涙」「毒蜘蛛」などハマる曲も多いです……これは主観に過ぎますかね?
でも、とりあえず本機のたかみなソロ曲「お手上げララバイ」と対とも評される「愛しさのアクセル」は、じっくり聴いても良いのではないでしょうか?
余談ながら大島優子版では、ライトサーベル代わりにドスを振り回し、着物をはだけながら歌います。
また、自己言及ソングが多いのが劇場公演曲の特徴です。
AKB使用説明書とも言える楽曲「みなさんもご一緒に」を聴いてから、「AKB参上!」「Pioneer」「RESET」「チームB推し」と言った曲を聞けば、それらの曲は輝きを増します。
メンバー自身の事を歌った「初日」
客側の心情を歌った「シアターの女神」の感情移入度も大になるはず。
次は、姉妹グループの楽曲。
SKE48 シングル曲(全2曲)
・1! 2! 3! 4! ヨロシク!
・バンザイVenus
SKE48 チームS公演曲(全1曲)
・枯葉のステーション
(チームS 3rd Stage「制服の芽」)
NMB48 シングル曲(全1曲)
・絶滅黒髪少女
スケバンGirls(全1曲)
・友よ夜明けに待ち合わせよう
(ぱちんこスケバン刑事テーマ曲)
ちょっと毛色の違う楽曲の中でも、特に変わった色が2つあります。
1つは「枯葉のステーション」
姉妹グループの劇場公演曲の中で唯一搭載された楽曲です。
SKE48 リクエストアワーで2010年、2011年と2年連続で1位に輝いた曲である事。そしてチームサプライズメンバーである松井玲奈のソロ曲である事が理由と思われます。
2つ目は「友よ夜明けに待ち合わせよう」
きっと、これは京楽的に入れておきたかったんでしょうね……。
なお、NMB48はデビューシングル「絶滅黒髪少女」を搭載。NMBは私的に今イチ推しです。
歌舞伎の見得や組体操の要素を振りに取り入れたり、メンバー全員が黒髪だったり、48グループ中、個性の強さは随一。兼任メンバーの横山由依を除く全員がKYORAKU吉本ホールディングス(株)――吉本興業系の事務所に所属しているため、お笑いに対する意識も高い。
後はキャリアさえ積めばブレイク必至でしょう。
最後は、こちら。
チームサプライズ「重力シンパシー」公演曲(全12曲)
・重力シンパシー
・水曜日のアリス
・そのままで
・涙に沈む太陽
・君のc/w
・1994年の雷鳴
・思い出す度につらくなる
・お手上げララバイ
・キンモクセイ
・素敵な三角関係
・旅立ちのとき
・AKBフェスティバル
これはもう説明不要ですよね? 好きな曲をかけて下さい。
自分は「重力シンパシー」「そのままで」「涙に沈む太陽」「君のc/w」「1994年の雷鳴」「キンモクセイ」が好きですかねえ。
――さて、長々と説明して参りましたが、いかがだったでしょうか?
「たかがアイドル……」と斜に構えず、肯定の気持ちで聴いてみると新たな発見があるかもしれません。
少しでも、皆様が
ぱちんこAKB48を楽しむ役に立てたなら幸いです。