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【ザッシュ】
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『スカイ・ロック・ゲート☆』
反社会性人格障害( サイコパス) に共感(シンパシー)!?
掲載:2012/11/26 01:15

掃除が終わると、「暇だし映画でも観に行こうか?」って話になったので行って来ました。
 
 
反社会性人格障害( サイコパス) に共感(シンパシー)!?
悪の教典
 
 
 
自分が、こういったサイコな作品を観るために映画館に足を運ぶのは珍しいです。
ビデオで観た「羊たちの沈黙」が面白かったので、「レッド・ドラゴン」は翻訳が出ると同時に小説で読んだものの、その作品も「ハンニバル」も、映画を観たのは映画館ではなく自宅のビデオでした。
なのに、今回わざわざ映画館に行った理由――それは、大島優子の「悪の教典」批判騒動があったから。
 
ご存じない方のために簡単な経緯を述べると、「悪の教典」特別上映会に出席した大島優子が、上映後
「私はこの映画が嫌いです。命が簡単にうばわれていくたびに、涙が止まりませんでした……」と、同作品を痛烈に批判。
「高額ギャラが支払われている。要するに仕事なのに、公然と批判するなんてプロのやる事ではない」と憤る映画関係者がいる一方で、
「この反応が本当かどうかは、映画を観て判断して欲しい」と映画会社の関係者がマスコミ各社にコメントしたため、大島優子の言動に「ヤラセ」「宣伝」を指摘する声が上がり大騒動になったというもの。
 
とりあえず、この件で言えるのは、この映画会社の関係者(広報担当者?)は、アクシデントがあっても、それを宣伝に利用してしまうくらい逞しい人だって事でしょうね。「ヤラセ」などではなく、キャラ的に大島優子はマジだったと思います。
そして、自分のように大して興味が無かった者まで映画館に足を運ぶくらい、本当にこの騒動は宣伝になったなと――。
 
ちなみに、この映画に関する所感を述べると、何と言うかこう……楽しんで観れちゃったんですよ。大島優子が目に涙を浮かべて退場するくらい衝撃的な内容なんですが……。
退場する気持ちも分かりますわ。しかし「戦慄のエンターテイメント」と銘打たれている通り、娯楽作になっている所が恐ろしい。
 
「あ~、この先生、同僚にも生徒にも人望無いわなあ。何か嫌悪感覚えるもの」
 
「何この、モンスターペアレント。こんなのに押しかけられたら、たまらんな」
 
「うわっ、セクハラ教師。死ぬべき!」
 
「この小僧、本気でかわいくないわ」
 
などと脇に振られた人々を観ていたら、伊藤英明演じる反社会性人格障害を抱えた高校教師・蓮見聖司の凶行に共感してしまっていたんですね。
あらら、自分、サイコ野郎を応援してるよみたいな……。
 
アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士は何か理解不能な部分があって、そこが怖かったんだけど、蓮見聖司は妙に理解出来る所がハンニバル・シリーズと異なりました。
蓮見の凶行の餌食になった、何か気に入らない面々にも「ああ、この人、憎めない所あるじゃん」なんて思うシーンがあり、これって正しく人間の姿だし、凄惨な話ではあるけれど、ラストは救いだったとも言える……うん、そんな混沌とした作品ですわ。
単なるサイコスリラーとは一線を画す仕上がりになっているので、あまり深く入り込まずに観るのが良いのではないでしょうか。
 
それにしても――
 
自分、本当にね、AKBはまりこ様以外どうでも良かったんですよ。せいぜい、ともちんの動向は気にしてたかなあ? ぐらいの話。
ところが、ぱちんこAKB48にハマるに従い、チームサプライズ全員の動向が気になるようになり、最近ではアンダーの川栄李奈の動向まで気にする始末。一体、どうしてこうなったの!?
 
結果的に色々楽しいので、別に良いのですが……。
 
 
 
●文中敬称略m(_ _)m
 

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