『スカイ・ロック・ゲート☆』
石ノ森萬画館復興
掲載:2012/11/19 00:20
立冬――第五十七候・金盞香(きんせんか さく)。
先日、スマホのOS(Android)を4.0にバージョンアップした所、暦アプリが正常に動かなくなってしまい、第五十六候・地始凍(ち はじめて こおる)の更新をし損なってしまいました。3~4日前から五十七候になってます。
OSによって、正常に動作しないアプリやサイトがあるのは、ホント困りものですね。
ただ、ブラウザでChromeが使えるようになったのは、PCと同期が取りやすいので助かってます。やはり、AndroidはGoogleと親和性が高いなと――。
さて、昨日の出来事、もう一つのネタは
石ノ森萬画館復興オープン!
震災から1年8ヶ月――ついに!
ご存じの通り、宮城県石巻市は東日本大震災で津波による甚大な被害を受けました。
石ノ森萬画館も1階部分を津波にのまれたのですが、UFOのような流線形の外観が幸いしたのか、その脅威に耐えました。
震災当日、来館されていたお客様、スタッフの皆様、館内に展示されていた貴重な数々の原画も無事だったと聞いております。
とは言え、泥まみれでグチャグチャになった館内の様子はネット上の情報で知っておりましたし、街としての機能を失ってしまった石巻市との協議も難航し、今年の4月まで再開の目処が立っていなかったのですね。
だから、ついに! です。
震災で甚大な被害を受けた地域での復興オープンとは、単にその施設の修繕によって成されるものではありません。電気・水道はもちろん、陥没した道路、流された橋など、施設周辺のインフラの整備も必須なのです。
三陸自動車道を降りてから萬画館まで、以前と変わらぬ方法でアクセス出来た事に驚きました。橋などは歩行者のみ通行可という状態でしたが、施設関係者のみならず自治体の協力もあっての復興オープンだったんですね。
萬画館復興に尽力した皆様、復興オープンおめでとうございます。そして、お疲れ様でした。
仮面ライダー1号
津波で多くのモニュメントが流失した中、しっかりと残っていたという仮面ライダー1号。
それを知ってか、知らずか、萬画館周辺の整備中区画を仕切るベニヤ板には、藤岡弘、氏の
「仮面ライダー一号は永遠なり」
という落書きがありました。
ご存じだったんですかね? ご存じじゃなくても、いかにも氏が書きそうな言葉ですが。
シージェッター海斗
石ノ森章太郎先生デザインの石巻市ご当地ヒーロー。
最近は早瀬マサト氏により、漫画化されてますので、もはや全国区かもしれません。
今回は到着が遅れて、オープニングセレモニーに間に合わず、混雑する館内を順路に従って一巡。
萬画館を出た時はすっかり暗くなってた上に、雨まで降って来て、市街地に新設されたモニュメントを巡る事も叶わなかったのですが、また機会を改めて訪れたいと思います。
TVでは、愛知県から来たという方も紹介されてましたが、様々な人の思いが一つになった萬画館復興でした。