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【枠下蒼7】
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『萌えパチ業界万華鏡~焔』
真夏のミステリー その3
掲載:2012/8/7 02:05

嘘の結末とは?
AT機全盛の頃。あるホールのメールで「10台ある獣王に最高設定投入してます」と。自分も含めて、10台が埋まりました。獣王の最高設定といえば、純ハズレ=サバチャンとも言えるエクストラ仕様。純ハズレが出るたびに周囲が注目です。
 
 
一人、また一人と脱落、自分も脱落です。そして、10台全てが数回の純ハズレを引いてもサバチャンに突入せず。完全なガセメールでした。その時、ノリ打ちしていたグループが「責任者を呼べ!」と。店長らしき人物に詰め寄ります。内心、応援してました(笑) そして責任者は表に連れ出され戻って来ませんでした。
 
 
裏モノに頼った末路
裏モノと呼ばれるイリーガルな機種。深いハマリと目の覚めるような連チャンが魅力。不正機種でありながら、お客からも支持されており必要悪といったところです。地元の某ホールでのイベントのことでした。
 
 
裏モノに設定6の札が挿さります。裏モノの最高設定といえば万枚を軽く吐き出します。日ごろの負けを回収すべく、常連客は血眼になって打ちます。しかし、全く出てくれません。それも運悪く1台だけ出ないわけじゃなく、設定6の札がついた台全部がです。
 
 
お客は「設定6なんて嘘だ!」と騒ぎ店長を呼び出します。店長は嘘はついてないと自信満々な態度です。けれども、あまりにも出ないので若干不審そうな感じです。「設定確認させろ!」の声に嘘はついてないので堂々と設定確認をさせます。
 
表示されたのは【3】でした。
 
怒る常連客、青ざめる店長。「詐欺だ!」と警察を呼んだとか呼ばなかったとか。負け分補償で3000枚を補填したとも聞きました。これを境に、このホールは信用を無くし閉店に追い込まれました。
 
 
ここまでだと「自業自得」と思われますよね。けれど、自分の推理はこうなんです。
 
「ゴトの被害にあってたのでは?」
 
当時は電波ゴトが流行っており、電波で設定を飛ばす手口がありました。なぜ設定を飛ばすかというと、初期設定に戻るからです。初期設定を6にしてある機種が多くあり、中には大花火のような大量獲得機種も含まれていました。裏モノだと設定を飛ばした場合、リセットモーニング状態となるバージョンもあったと記憶してます。
 
 
ですから、このホールでは電波ゴトを仕掛けられ、店長は確かに設定6としたのを初期状態の設定3にされてしまったのではないでしょうか。今となっては確かめる術はありませんが。ホールが被害者でも、お客には関係ないですよね。
 

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