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「厳しくなった」という声が、方々から聞こえて来る先日の広告宣伝再規制。

読者さんからメールも頂戴しましたので、今日は自分の稼働環境について書いてみようと思います。
まず、最初に言っておかねばならないのは、自分は広告宣伝規制で助かったと思っている側の人間だという事――ここが、今「厳しくなった」と言っている方と決定的に違います。

そもそも、お上が「広告宣伝の適正化」について言及するのは今回で3回目なのですが、自地区は最初の「14年通達」の時点で厳しかったですし、昨年の通達に至っては、「ホールの言う事は全てガセ」としか言いようがない状態になっていたので、お上がホールの戯言を止めてくれた事に感謝してます。
念のため、狭い視野での意見ではありません。
震災の影響で、元々イベント信頼度が低い自地区はもちろん、90㎞離れた杜の都に至るまで、ホールというホールがガセを打ち始めて使い物にならなかったのです。
もう、ホールが提供してくれる情報を軸に立ち回りを組み立てていたら死んでしまう――そんな状態でした。

だから、状況が変わるまで確実に期待値を積める方法にシフトしようと、立ち回りをハイエナ中心に変えたのは、昔から自分のブログを読んで下さっている読者さんならご存知かと思います。

そして、今パチンコにシフトして稼働出来てる理由は、ライター来店取材の恩恵による部分が大きいです。
当時、書いていた通り、自分はハイエナを恥だと思うし、ヤメたいと思ってました。
機種構成的にも今後辛くなるのは見えてましたので、何とかハイエナ以外で稼働する環境を確立せねばと思っていたのですね。
その突破口として考えたのが、ホールの脱法的集客手段――すなわち、ライター来店取材でした。

しかし、恩恵と言っても取材そのものが良かったわけじゃありません。
むしろ、取材店そのものから受けた恩恵は無かったと言って良いです。実収支マイナスですから……。

でも、今まで足を運ばなかった地域を訪れるきっかけになりましたし、取材店の周辺で立ち回れる店を見つける事が出来たのですね。
それらの店のHPやメールからは、何の情報を得ることも出来ませんでした。
何度か現場の様子を見ているうちに、釘が動く事が分かったと、要するにそういう事です。

ですから、今回の規制による自分の稼働環境への影響はありません。
ホール側が提供する情報を軸に立ち回っていないので、影響しようがないのです。
強いて言うなら、脱法的手段で集客を謀って来たホールの客が、O店を初め今お世話になっているホールに流入して来る事を危惧してますかね。
集客に成功したホールが出さなくなるというのは、昔からある事ですので――。

今回、立ち回りの軸を失ってしまった方は本当に大変だと思います。
しかし、ホールの脱法的集客手段が立ち回りの軸にならなかった自分からすると、その方達の周辺には優良なホールがあったんだなとも思うのですね。
今の時代に還元を告知してくれるようなホールが、全く出さなくなるなんて事は無いと思います。HPやメール以外の部分で立ち回りに生かして来た事を洗い出して、稼働を立て直しましょう。

そして、ホールに存在する全ての期待値に目を向けましょう。
パチスロだけ、パチンコだけ、ハイエナだけ……これって、期待値を選ぶ余裕があるって事です。
自分に言わせれば、「好き嫌い言うな! 全部食え!」って話なんで……。

厳しいけど、まだやれる事はある――自分はそう思います。