『萌えパチ業界万華鏡~焔』
ハネモノを打ちたい
掲載:2012/6/2 08:20
アムテックスから登場予定の
トキオデラックスが目茶苦茶楽しみです。やはり、ハネモノはパチンコの原点ですからね。玉の動きに一喜一憂し、パンクにハラハラし、打ち止めの疲労感。
自分がパチンコをやり始めた頃の人気機種はビッグシューター、マジックカーペットなどパンク多発でじわじわと増やすタイプ。それから、ザ・トキオのような高継続、大量出玉タイプ。大量といぅても、800個ぐらいです。しかし、当時は500個程度の機種が大半でした。また、交換率も2.5円が多くて大当り一回で2000円って結構なギャンブルでしたね。
自分的にハネモノに大きな変化があったのは、次の出来事じゃないかと思います。
①新要件機種の登場
オマケ付きデジパチが禁止になり、かわりに最高賞球数が15個に、最高16ラウンドまで認められようになりました。
(厳密にはラウンド数÷確率分母≦0.08)
ハネモノも同様です。ただし、初回V入賞もカウントしますから、実質最高15ラウンド継続です。この出玉面をフルに使うと約2000個の出玉となります。つまり、ハネモノの皮を被ったデジパチみたいなもんです。当然、V入賞率は厳しく小銭で遊べたハネモノが一万円使っても当たらないギャンブル台になりました。
サンダードラゴンや
ニューモンローなどですね。
②デジタル振り分けの登場
V入賞率は高いものの、ラウンド振り分けで出玉が変化するタイプ。Vマークが出たら、初回を含めて4連チャンする
たぬ吉くんがこのジャンルをメジャーにしました。Vマークが出なければ勝てないと言っても過言ではありません。この頃からハネモノの無定量制が目立つようになりましたね。
もう一つのデジタル振り分けで人気だったのは、
ファインプレーです。タイムスリップをマイナーチェンジしただけですが、ロングセラー機種になりました。
③連チャン機種の登場
たぬ吉くんもこちらに該当しますが、えげつない連チャン機が登場しました。
ゴリコップや
ファイナルは、デジタルに33や77が出ないとV入賞の可能性は皆無。
サブマリンαは、1/400のデジタルに当たらないといけない。もうハネモノというより、権利モノです。
これらの機種が良くも悪くもハネモノを変えてしまいましたね。ホールの扱いも利益至上主義になるにつれ、元々が売上の低いハネモノは激渋に。デジパチと同じだけの利益を得ようとして遊べなくしてしまう。こんなホールは導入しなければいいんじゃないかと。
トキオデラックスが酷い扱いにならないことを願ってます。