『スカイ・ロック・ゲート☆』
全くの余談ですが
掲載:2012/3/26 07:40
今、
特命戦隊ゴーバスターズが面白い!
スーパー戦隊シリーズ36作目。
戦闘開始時に名乗りを上げない。等身大のバトルと巨大化戦が同時進行など、戦闘シーンにおいて今までのフォーマットを壊して来た感が強いのだけど、実はキャラクターの相関自体、別物だったりします。
ほら、スーパー戦隊シリーズって学校のクラスの縮図に例えられるじゃないですか?
優等生で学級委員長のレッド、クールでちょっとアウトローなブルー、お人よしでマイペースなイエロー。
クラスのマドンナのピンクに、お子様キャラのグリーンみたいな?
そうしたキャラクター達が力を合わせて、1人では敵わない敵に挑んで行くというのが、このシリーズの見所なわけですね。
要は、学校生活における協調性の大切さを訴えかけていると言いますか……。
しかし、ゴーバスターズはズバリ会社の縮図。
努力家で出来る先輩のブルーは、部下に対するさりげない気遣いが高ポイントの28歳。
対する新入社員のレッドは、社会に出て間が無いため人付き合いは下手だが能力はダントツ、天才肌の20歳。
そして、イエローは後輩のレッドの能力が予想以上に高い事に加え、子供扱いされるため不満噴出中の16歳って所です。
今まで、ほぼ横並びだった年齢設定にまで差がついてまして、この3人が厳し~い上司(黒木司令)の下、この世界への進攻を企むウ゛ァグラスと戦うというストーリーは、IT企業か警察庁の電脳犯罪対策班みたいな感じですね。
特命戦隊ゴーバスターズ
ええ、コイツらですよ。
フィギュアとかカードを持ってないんで、先行登場した前シリーズの劇場版パンフレットです。
今思うと、この立ち方や右下のスチールの風情からして、ただ者ではありませんでしたね。
はたして、このストーリー、子供が観て面白いのかという疑問はあるものの、大人は問題なく面白いと思います。
登場人物達の思考や行動が身につまされたり、勉強になったり――。
何か深いぞ、ゴーバスターズ!
てか、クレジットで脚本を見たら小林靖子でした。
やっぱ天才ですよ、この人は……。
仮面ライダー電王、オーズ、侍戦隊シンケンジャーが好きだった人は文句なしで見るべきでしょう。
逆にゴーバスターズが気に入った人なら、上記の作品を観てみるのもまた一興かと?
●文中敬称略m(_ _)m