---

---

ども、お久しぶりのすぐるです。
 
最近ちょっとバタバタしてなかなか更新する暇が取れませんでした。
 
そのバタバタの原因はワンちゃんなんですが。
 
めんどくさがりな性格なので今まで自分でペットを飼ったことがなかったのですが、嫁は昔から犬好きだったらしく結婚してからも何度か犬が欲しいとは言ってました。
 
でも嫁は鼻がアレルギーに敏感で、子供の頃に犬を飼ったら悪化した経緯もありペットは控えていました。
 
それでも去年あたりから犬欲求が強くなったらしく、試しに犬アレルギーの検査を受けてみたところ、反応は出ませんでした。
 
猫やダニなどの反応はアウトだったので、どうやら子供の時のは犬じゃなくてハウスダストが原因だったんじゃないか?って話になりまして。
 
お医者さんもそれらに気を付ければ犬を飼っても大丈夫と言っていたので、飼う方向で話を進めました。
 
どんな犬が欲しいのか聞いたら…
 
嫁「サモエドちゃんが欲しい!」
 
…聞いたことないな(-_-;)
 
つくばのとある犬園に実際に触れるサモエドがいるようなので見に行ってみたら…
 
 
結構でかいな(^-^;
 
でもすごくおとなしいし、毛のフサフサ感も気持ちいい。
 
このサモエドはメスの10才で、人間でいうとおばあちゃんです。
 
この撮影の数週間後にまた会いにいったらお亡くなりになってました…(T-T)
 
別名「シベリアン・スピッツ」と呼ばれているらしく、確かにスピッツを大きくした感じ。
 
一番有名なのは「ZIP!」という番組の「ZIPPEI君」かな。
 
でもこのサモエドという犬。
ジャパンケネルクラブという日本での犬種の認定や血統書の発行などをしている団体に登録されている数が2011年で約100頭…
 
参考までに
トイプードル … 約90,000頭
チワワ      … 約70,000頭
柴犬     … 約12,000頭
ブルドッグ … 約 1,400頭
 
そんな稀少種なので、欲しいといってもそこらのペットショップには売っていません。
 
どうやらブリーダーさんから直接譲ってもらうのが確実らしく、サモエドを飼育しているブリーダーさんを調べてみたら、一番近くてもうちから車で2時間ぐらいかかるところ…
 
とりあえず連絡してみたらサモエドは10頭いると。
 
日本の約1/10はあんたのとこにおるんかい(笑)
 
今年(2011年)も交配に成功したので、早ければ年末には産まれるだろうとのことなので、それを狙うことにしました。
 
このブリーダーさんがやっている畜犬牧場のホームページに仔犬の販売状況も随時更新されてるのでちょくちょくチェックしていたのですが、サモエドに関する情報が皆無なので心配になり、12月の中旬ぐらいにメールで様子を伺ったら…
 
ブリーダー「丁度10日に産まれましたよ。」
 
おぉ!
ナイスタイミング!
 
オスメス合わせて7匹産まれたとのことなので早速女の子のサモエドを譲ってもらえるようお願いしました。
 
したらばメスはうちの予約で最後だとか…
 
もしかしてみんな産まれる前から予約してた?(-_-;)
 
結局ホームページに仔犬情報を載せる間もなく引き取り手が決まってしまったとか。
 
危ない危ない(-。-;)
 
直接メールしてよかったわ。
 
受け渡しができるのは50日程度してかららしい。
 
このブリーダーさんは仔犬の動画もサイトに載せていまして、サモエドの動画も定期的に撮って成長ぐあいを知らせてくれました。
 
まずは産まれて数日のお母さんのお乳を兄弟みんなで飲んでる動画から始まり、兄弟同士で噛みっこしてじゃれあう動画、ちょっと大きくなってからは餌の場所取り争いをしている動画など…
 
これらを見ていたら段々と切ない気持ちになってきてしまいました…
 
だって、うちで1匹だけ引き取るということは、この親兄弟達からその子だけ引き離すということじゃないですか…(-_-;)
 
販売されているわけですし、現に他の兄弟達も他の人のところに引き取られていくわけですから、うちで飼わなくても結局離れ離れになる運命ですが…
 
ペットショップで売られている子達はその時点でほとんど1匹ずつ展示されているからあまり意識したことがなかったのですが、こうして親兄弟と仲良くしているとこを見てしまうと、引き取るのがとてもつらい…
 
人間の都合で売り買いされる「命」というものについて考えさせられる。
 
いや、逆にそういうところを見れたのはよかったかもしれん。
 
その分一生懸命愛情を注いで可愛がろうという気持ちが、より強くなったしね。
 
そうこうしているうちに産まれてから50日が経ち、ついに仔犬を引き取る日が来るのであった…