『yukkyのスロ日記』
発売日ですが…
掲載:2008/2/20 01:00
今日は777の発売日♪
本来なら今月号のコラムに書きたかったのですが、諸々の都合によりカットした部分をここに書かせて頂きます。
以外コラムカット部分
「あなたは薬の依存症です」というご意見を頂きました。
今回が初めてではないのですが、知識や理解のない方も多い様なのでここに書かせてもらいます。
そもそも「依存症」とはなんなのか?
この話題については、パチンコ屋さんに出入りしている方には是非知っておいて欲しい知識でもあります。
『依存症とは、精神に作用する科学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める抑えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的・身体的症状を生じる精神的・身体的・行動的状態のこと』です。
「精神に作用する科学物質の摂取=薬を飲むこと」という考えは間違ってはいません。
しかし私が依存症であるとするならば、刺激や快感を追い求めて薬を過剰摂取している、或いは病気を悪化させているという事になります。
これはスロットで言うところの、負けると判っていても、返済のアテもないのにお金を借りてでも打ってしまう、それがやめられない状況の事です。
しかしそれは全く違います。
きちんとした医師の診断により出された薬を飲むことは(例えそれが長期間に渡っていたとしても)依存症ではありません。
そして普段の生活の中では、できるだけ少ない量で過ごせるよう医師の指導下で日々努力・調整しています。
これを依存症と言うならば、病気で長く薬を服用せざるを得ない人達は皆一律して依存症ということになってしまいます。
では、パチンコ屋さんに出入りしている人も皆依存症?
違いますよね。
きちんと遊戯として向き合い、余裕のある金額の範囲内で楽しんでいる人は依存症ではありません。
スロットやパチンコ自体は悪しきものに在らず。
ただの遊技機…ゲームセンターの機械と変わりません。
変わるのは、お金がかかった時の打ち手の判断・理性そのものです。
同じく、病と上手く付き合っていく為に薬を飲むことが依存だとするならば、端的に言えば「薬」自体がこの世に不必要なもの・悪しきものということになってしまいます。
『依存と共存は似て非なるもの』
わかって頂けたら幸いです。
パチンコ・スロットにおいても依存症は度々話題になりますが、判断はとても難しいものです。
この知識があれば、自分や大切な人が依存症に陥りそうになっても、歯止めをかける事ができます。
このお話が少しでもお役に立てれば幸いです。
私が批判されるのは構いません。
しかし似た病を抱えている人達に、私に発せられたのと同じような視線を向けて欲しくはありません。
場違いな話題はの承知の上で、この場を借りさせて頂きました。
不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、この場を借りてお詫び申し上げます。