『目指せ!人生設定6!』
ロンリー人生 51 さようなら
掲載:2012/1/17 15:15
キツイけど地元に戻るしかない。
仕事場にもやめると言い…
彼女にもお互い地元に帰ろうといい…
友達にも地元に帰ることを告げた。
地元で借金をかえして人生をたてなおそう。まずそれからだ…。
地元に帰ると決めた日まで、彼女や友達とゆっくり遊んだ。
カラオケに行ってMr.Childrenの『星になれたら』
をしょっちゅう歌うようになった。
『さようなら 会えなくなるけど 寂しくなんかないよ。そのうちきっと大きな声で笑える日がくるから。動き出した僕の夢、高い山越えて星になれたらいいな』
歌いながら自分に言った。
今は我慢
未来の笑顔の為に我慢
たくさんの仲間とも会えなくなるが我慢
いつか笑う為に我慢
頑張れ………俺
帰って地道にバイトしてでも借金を返して、余裕を持つまで頑張れ!
友達がたくさんいたしホームレスになってまで地元に帰りたくなかった俺が地元に帰る。本当は帰りたくない!
歌いながら込み上げてくるものがあった。
歌詞『長く助走をとった方がより高くとべる
…』
確かにそう。今からは助走をとる。いつか笑う日のために我慢して助走をとる。
サヨナラ
会えなくなるけど
寂しくなんかないよ
そのうち きっと
大きな声で
笑える日がくるから
動きだした
僕の夢
高い山越えて
星になれたらいいな
彼女は先に荷物をまとめて地元に帰った。数日後、自分も親が荷物をとりにきてくれた。カラッポの部屋に別れを告げて家をでた。
楽しかった!貧乏で憂鬱な毎日だけど楽しかった!
親の車の助手席から眺めた景色・住み慣れた町並みが遠くへ消えていった。
サヨナラ
ありがとう
ロンリー人生
第①章 完
長い間ありがとうございました。文章は下手くそで誤字、脱字あったと思いますがすみません。見苦しい文章だったかもしれませんが楽しみにしていた方がおられたら光栄です。これからもよろしくお願いします。