『目指せ!人生設定6!』
ロンリー人生50 決断
掲載:2012/1/17 15:00
このままじゃ駄目だ!
このままバイトを繋いで気づけばオジサン…いやオジイチャンにもなりかねない。
仕事中も色々と考えた。
もう三年同棲しているが、正直言うと生活面では全くあわなかった。
相手はかなりの綺麗好きで、部屋ではコロコロローラーを毎日かけるタイプ。
一方、俺は神経質ではない。
それに最強のアホなチワワが全く言う事を聞かないで、フンを散らかしまくる…。
それに彼女がイライラ…。犬のとばっちりが自分にもくる…。
そしてたまに飲みにいく最低な俺…。
ラブラブではなかった。
一緒に住んでいるが『彼女作っていいよ』と言われていた…。付き合ってるとは言い難い状況。俺が適当に生きてきたからでもあった。
彼女は…
都会が嫌い
人が嫌い
自分が嫌い
『死にたい』
を連発…。
夜中はハサミを持ち暴れるたり家を飛び出したりするのを俺がとめる毎日…。一日5時間ぐらいしか寝れなかった。
でも自分が彼女に愛をきちんと与えてあげれなかったせいでもある…。
ダラダラダラダラ
遊ぶ事だけ考えて…今が笑えればそれでいい。
彼女よりも友達を優先…。
最低な俺…。
このままじゃ彼女にも悪い…。 まずは精神的に落ち着いて欲しい。
夜中に家を飛び出して、恐る恐る飛び降りてないか10階から下を覗き込むのもキツイ…。
あの勢いなら飛びかねない…。
駄目だ。自分の為にも彼女のためにもお互いにまず離れよう。
お互い地元に帰ってみよう…。
俺も借金20万円なんてこの街で返せるわけがない。
もう帰るしかない…。
彼女もゆっくり田舎に帰れば落ち着くかもしれない。俺も今の堕落した生活を打破できるかもしれない。
決めた
キツイけど…
地元に帰る。
地元に帰るのを決意した。
この七年間は本当に金に困ったが楽しかった。
下宿に住んで1年間はなかなか友達が出来なかったけど2年目からバイトをして友達がかなり増えていった。
この街にも馴染み、今は携帯番号登録も容量いっぱい500件のフルの状態。
色々な友達や知り合いができたのに、この街を離れるのはキツイ…。
キツイ…。
でも…仕方ない。
このままじゃ絶対に駄目だ…。
続く