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せっかく500円玉にかえて我慢してたのに…


何やってんだよ…


給料10万程度でギリギリなのに1万でもなくなれば生活費の数割が削られる。つまり、普段の生活の数割の生活…。


普段で生活ギリギリなのにさらに生活水準がさがるとなると…


キツイ


が…自業自得



やっべー。まじで金がない…。生きていけない…。



これしかない…。







俺
『すみません店長!バイト代前借りできないですか?生活が厳しくて…』


店長
『しょうがない。わかったけどきちんと働いてね。』


俺
『す…すみません。』


店長はすんなりOKしてくれた。資格のいる仕事の為、まだ入りたての自分は下っ端。皆が仕事中に自分は皆の昼飯のホカ弁を買いに行く担当でもあった。 みんなのホカ弁を買って、いざ昼食の時に俺はカップヌードル


少し余裕がある時は一番安いホカ弁か牛乳とシーフードカップヌードルを買ってきて水半分と牛乳を沸騰させてシーフードカップヌードルに入れて『濃厚なシーフードカップヌードル』を作って食べたりしていた。

皆が少しでも食べ残すと
俺『ちょっと!それもったいないすよ?!まだ食べれますよ!食べないんすか?』

と全員分の残飯処理

これを仕事しだしてずっとしてるために店長も俺が本当に金がないってのを知っていた



前借りは非常にありがたかったが、結局は時期がズレてるだけで毎回バイト代を前借り!

意味がない…。



もちろんスロットはうたないけど厳しい生活は変わらない



駄目じゃん!結局、毎回前借りしたら駄目じゃん!




すると…頭の中にCMの曲が流れてきた…





は・じ・めての・ア○ム～♪


……。

安心は、しん○～♪
安心は、しん○～♪



ラララむじん○～ん♪
ラララむじん○～ん♪



…。

そういえば簡単に借りれるって言ってたな…金融って


このままじゃ、ず～～っと前借りだし今の仕事にやり甲斐を感じてるからやめるつもりもない。 これ以上仕事場に迷惑をかけるつもりもいかない!




気づいたら
小さな部屋に一人で入っていた。

インターホンをとり
俺『すみません。どうやったらお金を借りれるんですかね?』

と聞きながら契約をすすめていった。


一万円を借りればなんとかなる!

すると本当に簡単に最大限度額10万円のうち一万円かりれた。
これで前借りしなくて大丈夫!


それから毎月ちびちび返していったが完済できなかった。



トゥルル…


トゥルル…


俺
『はい…もしもし』


女
『……さんの携帯でしょうか?お世話になっております。こちらは、しん○です』


俺
『はい…。』


女
『○○さんが毎月きちんと返済しているために限度額が20万に増えましたのでお電話させていただきました。』


俺
『そうなんですね…。』


女
『また機会ありましたらご利用をお願いします。』


俺
『はい…。』


続く