『冒険人生。2』
ゴト師でポンッ!
掲載:2008/2/12 14:20
「馬鹿にするな!このブタ野郎!!」
どっかで聞いたことのある文言だが、捕まえたゴト師の第一声。
馬鹿にしちゃいないが、何でまぁ、そんな人生を歩むかなと。
この3連休の「のんびりモード」に釘を刺さないで欲しい。まぁ、ブタ野郎は、そっ
くりそのままお返しするとしよう。^^;
でもって、このゴト師、ずいぶんとアナログに、磁石ゴト。
それも、ずいぶんとバカデカイ磁石で、手の甲からハミ出ているくらいの大きさ。
しかも、本人が逃走途中に、外でブツを投げたもんだから、走行中の車のドアに「バ
チーーン!」と大きい音と共に、磁石がドッキング。
車の所有者も災難で、ドアが丸くベッコリと「ヘコんだ」だけでなく、地金が見える
くらい、塗膜が剥がれていましたョ。
車のご主人さん、ご愁傷様です^^;
最近では、機械のハイテク化も進み、ゴトがしにくい環境でもあり、第一、機械その
ものの寿命も短い。手塩にかけて、裏技を見つけても、当該機械は既に、撤去済みみ
たいな。ゴト自体も、セルやブラ下がり、持ち込みなどのアナログ式が多くなりまし
たね。
パチンコ屋の事務所は、その昔は聖域だったと、過去ブログに書きましたが、今は何
のへんてつもない普通の事務所。
暴れるゴト師を尻目に、警察様wに来て頂き、しょっぴいて貰いました。
興奮している車の持ち主さんに「たぶん、立件してもめんどくさいし、修理代はまず
貰えないですよ」と話すと、「いや、請求しますよ!」と荒らげていたので、「相手
に請求すれば、自分の身元も明かすことになるし、相手は普通に会話の通る人間じゃ
ないから、気を付けて下さいね」と、一応説明。
相当昔ではありますけど(たぶん、時効^^;)、ゴト師を木刀で小突いたら(実際
は、まぁ^^;)、額が割れて失神(たぶん、脳震とう?^^;)してしまい、やむ
なく病院へ運んだら、警察から傷害事件で逮捕するかもと言われ、内心ビクビク。
んー、麦飯を食べて、番号で呼ばれて、規則正しい生活かぁ。。。と思っていたら、
入院していたゴト師が病院を脱走し、被害届けも出さずに、雲隠れしてしまったと。
^^;
どーも、ゴト師自身も追われる身だったようで、届け出た名前なども偽名だったよう
です。
さらに、そのゴト師のスゴイ所は、病院に据えつけてあったテレビと患者の見舞い品
などを、パクって逃走!!
その根性、デキル男と言うか、ある意味で尊敬できる男でした。バイタリティある
なぁ、タダでは死なない人なんだろうなぁ。
担当官からその話を聞いて、オイラは、口をあんぐりするしかありませんでしたが、
その担当官は、爽やかに「首の皮、繋がったね!」と返されて、コイツ・・・と思っ
たのは、他でもないオイラです。
あのゴト師は、きっと今も「雲のジュウザ」のような生き方をしているんだろう
ねぇ。