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サップが面白くてついついうってしまっていた


ギリギリの生活をしながらのスロット



うちたい!けれどギリギリ
セーブはできていた




ある日
お腹がすいたので近くのスーパーに行こうとしたら一万円しかなく一万円札を持って安いご飯を買った


しかし…




お釣り

千円札 9枚



やばい…



うちたい…



スロットうちたい…



でも
駄目!!負けるから行くな!


でも
うちたい!もしかしたら増えるかもよ!!



と頭の中で
天使と悪魔が囁きかける



その言葉に自分の足が向かう場所は…











パチンコ屋


ちょっとだけ!
千円だけ!
千円…
千円だけ



すると前に稼いだ海一番が⑦⑦⑦と並んであり、まだ0回転




当たるかもよ?
悪魔が囁く

前に駄目だっだろ?
もう当たらないよ
天使が囁く




俺のする行動は…










海一番を回しだす




…。
やばい千円なくなった。


…。
やばい二千円なくなった。









最悪9000円使った…
今月の生活費…


死んだ…

終わった…



まじ行くんじゃなかった!!!!最悪じゃん!なんでよりによって一万円札しかないんだよ!なんで目の前にパチンコ屋があるんだよ!なんで近くに四軒もあるんだよ!



最悪…


まじで行くんじゃなかった…


なんのために一番安いご飯買ったんだよ…


アホ


アホや…俺


何やってんだよ…



こうしてスロットなんかうてないさらに普段よりさらに厳しい一ヶ月を過ごした


そして次の給料日がきた

これをまたスロットに使えば意味がない




そして俺の向かう先は…




パチンコ屋


ニ万円を取り出し全て千円に両替した




同じ事を繰り返してキツイ1ヶ月を過ごすのは懲り懲り


俺だってそこまでアホではない!!





千円札を全て500円に(計二万円分)かえて
パチンコ屋をでた


これで大丈夫!!

これで大丈夫!!


札があるからスロットするんだよ!


これでいかなくてすむ
うたなくてすむ



俺は部屋に帰り赤いスヌーピーのカップに500円40枚をいれて台所の奥に置いた


一日500円使えばなんとか一ヶ月いきれる


宝のカップだった



続く