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観て来ました。
 
 

 
 仮面ライダー×仮面ライダー
      フォーゼ&オーズ
  MOVIE大戦 MEGA MAX
 
 
 
毎回凄いけど、今回はさらに凄いです。
回し蹴り……じゃなくてアクションが。
 
口ポカーンと開けて観ちゃいましたよ。
ワイヤーアクションが至る所で使われてて、こんなにワイヤーアクションが多いライダー作品と言うと、牙狼の雨宮慶太監督の仮面ライダーJぐらいかと?
 
ストーリー構成もかなり凝ってます。
MOVIE大戦と言えば、本年度主役のライダーと前年度主役のライダーの共演がウリのシリーズですが、今回はフォーゼとオーズに加え、前々年度主役のダブルに昭和シリーズからはあの栄光の7人ライダーまでもが加わるという超豪華版!
 
ゆえに、従来の三部構成から五部構成になってます。
導入部からラストの共闘まで、しっかり話が繋がっているし、よくまとめたものだなと――。
 
特にねえ、ピックアップするとオーズ復活の手法が上手いのよ。
そもそも、アンクのコアメダルは割れ、他の全てのコアメダルも失われてしまった今、一体どうやってオーズをやるものかと興味津々だったわけです。
 
でも、ドラゴンボール的後付けの強引さも無く、TV版のラストの余韻を壊すどころか、逆に膨らませる脚本の手腕は凄いの一言。
さすが名脚本家、小林靖子!
 
あっ、ラストシーンもベタだけど良いですね。
青春もので、こういう結末ならこれをやらんといかんだろうというシーンが入ってます。
さすが、グレンラガンの中島かずき!
 
唯一、不満点を挙げるなら、敵のモチーフがスカイライダーの劇場版作品『8人ライダーvs銀河王』なので、昭和ライダーはゼクロスまで出して欲しかったなと?
フォーゼとオーズドライバーのスロットが合わせて7コだったり、仮面ライダー部の部員が7人だったりするから昭和第一期のストロンガーで切ったのかもしれませんがね――。
 
何はともあれ、私的にアクションも話も◎ですんで、ライダーファンはもちろん、お子様にせがまれたお父さんも観に行ってみて下さい。
 
最後に
 
 

    フォーゼ&なでしこ
 
 
 
やっぱり、これは『宇宙鉄人キョーダイン』じゃないかと思うんですが、どうでしょう?
二人の頭部の形を見ると、どうしてもそう見えちゃいます。
え、知らない?
 
検索せい、検索っ!
 
 
 
●文中敬称略m(_ _)m