『スカイ・ロック・ゲート☆』
愛を、取り戻せ!
掲載:2011/12/5 00:30
いよいよ、
パチスロ北斗の拳-世紀末救世主伝説-の導入開始ですね。
み~んな、「北斗、北斗」だし、自分も北斗についてちょっと書こうかなあと?
とは言え、自分の場合は期待感より危惧の方が大きかったりします。
だって、スロ北斗って、初代以降は毎回鳴り物入りで出てコケ続けているタイトルなわけですよ。
北斗SE、
北斗2G、
北斗2next-zone闘と
将――。
せいぜい、
北斗2将が一定の評価を得たぐらいの話です。
(
蒼天は主人公が異なる別の作品ゆえ含まず)
コケた要因はスペック的なものはもちろん、
北斗2G以降、ラオウを主役に据えた事が大きいと思います。
そりゃあ、スピンオフ作品的な世界観ではホールの主役を張れないでしょう。
逆に言えば、ノーマルタイプの
北斗2将が評価されたのも、本来のゲーム性――AT(ART)のみでコインを増やすのとは全く異なるそれが、スピンオフ作品的な世界観とマッチしたからじゃないかと?
で、本作は
北斗SE以来ようやく復活したケンシロウ主役で王道的世界観のマシンですが、私的に一番引っ掛かっているのがここ!
ゲーム性が似て異なるものに仕上がっているのに、8年以上も前に作られた初代の演出フォーマットにこだわる必要性があったのだろうかと?
えっ、継続率管理のARTなんだから、ゲーム性も初代完全継承でしょうって!?
いやいや、違うんです。
蒼天のARTがストック数管理だった理由は、ゆるやかにしか出せない5号機で継続率管理にすると、出玉を削る時間がなくなり50%を下回る継続率を新設せざるを得なくなる――つまり、AT(ART)に入っちゃえば設定なんて関係ねえよのイケイケ感を失わざるを得ないからストック数管理になったのです。
既に結論が出ていた事を曲げて継続率管理を採用した以上、絶対新設したはずですよ、50%を下回るART継続率を……。
そして、それを補うために採用されたのがG数上乗せという新要素なんでしょうね。
似て異なるゲーム性でしょ?
だったら、初代の液晶演出にこだわらず、新たに練り直した方が良かったのではないかと思います。
今の目で見たら、あの演出フォーマットは懐かしいだけで退屈な気がするし……。
はたして、
パチスロ北斗の拳-世紀末救世主伝説-は愛を取り戻す事が出来るんでしょうか?
今の時代、16万台と言われる出荷台数の機械がコケたら影響は大きいゆえ絶対にコケて欲しくないんですが、少しばかり不安です……。