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来来悟空


なんとなく座った


ダイちゃんも離れた場所で来来悟空に座る




朝からスロットをうつなんてドキドキする


もしかしたら
一万円 二万円 勝てるかもしれないし!


勝ちたいな


いや…5万とか10万円勝てるかもしれないし!


みんな席につき
始まるのを待っている


ドキドキ…




ドキドキ…



この緊張感




周りにも負けれない

今から皆でマラソンを走るかのような緊張感

だしたい!



すると
ふと気づいた

左隣りの台が777が最初から揃ってる


ん?

俺の台は、777なんて揃ってなくてバラバラ…



まぁ…関係ないか!

隣りの人、今の間 その777を眺めておけばいいよ

次 その777が揃うのは
いつになるかな?


俺の方が先に777を揃えてやる!




開始の音楽が鳴り響いた


威勢はいいものの
お金がないから相変わらずゆっくりとリールを回す

すると


うそだろーーーー!!




えーーーーっ!!








隣り

もう777 揃えて
ビッグひいてるしーーー!

マジかよーー!


なんで?



その777が拝めるのは
いつかな～?

なんて調子こいた事を思ったけどすぐ当たってるし～～～



いや…まてよ
777が揃ってたよな


周りを見回した


ん?

何台か
もう当たってる


なんだ!


怪しすぎるぞ
なんなんだよ

そう思いつつ
来来悟空を回すも集中できない

気づけば
7000円負け…



ダメだ
来来悟空 ギブアップ

かえよ!
台をかえよ!


ギンギン丸?



いや…これにしよう!
エイリアン?

なんだこれ?

よくわからないけどこれにしよう!
エイリアンみたいな台を回しだした


千円


二千円



三千円


…。

…。


七千円!!










ギブアップ!!
もう無理!
もう無理!
14000円負け!

もう無理

これ以上負けると明日から生きていけない

飯が食えない



撃沈


ダイちゃんは?

ダイちゃん
「俺もダメだ。負けた。」


二人とも撃沈

二人で退散した



俺
「あんさー!俺が朝に座ってた台があって 横が朝から777が揃ってたんよ。でね…さぁ 次にその777が見れるのは、いつかな～?とか調子こいた事を思ってたら、すぐ当たってたんよ!
怪しくねー?」



ダイちゃん
「そうなん。」

ダイちゃんは
あまりテンションが高い性格ではない。俺がダイちゃんを引っ張る感じでバランスが保てて仲がいい


俺
「だけん、明日さー朝からならぼうや!その777が揃ってる台を探して座ろう!怪しいもん」


ダイちゃん
「いいよ。何時にいく?」

俺
「一応、はやく行った方がいいかも!」


俺達は次の日に777が朝から揃ってる台を探してうつことにした。朝に周りをみたわけでもないので、あの台だけかもしれない
が周りも何台かすぐに当たっていた


とりあえず行くことにした


続く

*前回 来々悟空って書いてました。間違えました。すみません。