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初うちで見事に勝利をおさめた

やはり
あの興奮はたまらない


でも
そんな金はない…


ギリッギリの生活


例え10万あっても家賃や携帯などで半分くらい減る

9万の時もあったりして
生活費は四万円ないくらい
一日あたり1000円あるくらい…



二食
食べれば1000円なんてあっという間になくなる



付き合い等で飲み会とかがあったりするため最低、一週間に三千円は飲み代がかかる

あとの6日間を地味に生きる感じ

ボクシングで試合に体を作るかのように飲み会のために数日前からお金を調整して使う


とにかく


人とのコミュニケーションだけは1番に大事にした



もちろん
カップラーメンの日も多数

人生で1番食べてるのはインスタントラーメン…



そんなギリッギリの生活でスロットなんてできるわけがない

一万円まけたら一週間の生活費
がとぶ

だから、どうしてもうちたくなった時は千円だけうちにいくようになった



とは言っても
月にニ、三回程度

しかも千円のみ


打ちかたも相変わらず
適当押したり、ゆっくり回していた



金持ちの遊びのスロットはやはり俺には中々できず、一球入魂というか…一投入魂みたいな…コイン一枚を投入するだけで 魂をこめていた





ただ世の中は不思議なもんで、自分なりに直感とうちたい台を選んで千円まわしていただけなのに、三回に二回は当たっていた


気合いが大事なのか?思うくらい不思議だった


ビッグをひいたら、ちょっと回してやめて四千円くらい勝てば嬉しい!!




あるとき
サラリーマン金太郎をうって千円でビッグボーナスをひいて0回転でコインを集めて換金しようとした



すると

隣りのオジサンが
「台枠が光るまでうったほうがいいよ。」
と言ってきた




俺は六千円でも勝てて喜んでいたのに、台枠光るまでうったほうがいい言うものだから半分仕方なしに台枠が光るまでうってみた…






すると!











なんも当たりはしない!



最悪だ…。
この親父!


やっぱりやめるんだった。





本当に俺はド素人。しかしド素人なりに楽しめてスロットは趣味になってきた




続く