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トントントン…



地下にいく階段を友達とおりていく




俺
「お疲れー!相変わらず暇そうやね!」


そこには大学時代の友達がいる


友達
「暇よ、暇…。掃除しかすることない。」

彼は大学の頃にサークルが同じだった『ダイちゃん』彼は長崎から福岡に大学できたが俺と同じく大学の後フリーターをしていた


俺
「いいじゃん!こんな暇そうでお金もらえるんやから。」


ダイちゃん
「まーね。でも本当に暇よ!」


店の中には何人か客がいた。 UFOキャッチャーはなく、主にコインゲームと競馬ゲーム


ダイちゃん
「これで遊んでいいよー。」


ダイちゃんはコイン200枚近くくれた。彼はゲーセンの店員

俺
「ありがとう!ちょっと遊ぶわ!」


月10万で携帯や家賃はらったりすると一日食費込みで1000円くらいしか使えない。
遊ぶ金なんて、ほとんどないから、コインでタダで遊べるなんて嬉しい!!

たまたま友達のとこに顔をだしたらコインをくれて、それからゲーセンに入り浸るようになった




買ったコインじゃないから、気をつかわずガンガン遊べるのは楽しい



こうしてコインゲームをしていると増えやすいゲームと増えにくいゲームの差がわかってくる

例えばコイン落としだとコインが落ちる付近の金具が上向きだと、コインが重なりあいなかなかコインがおちない。金具が水平に近い方がコインがおちやすい。コインが落ちる付近にたまってる方が少ないコインで落ちやすいなど…

座る場所が6台あっても
一つ一つ角度が違うし、コインの落下付近の枚数も違う

していくうちにコインの投入の仕方もうまくなっていく。コインを重ねないように投入する


どんどんコインゲームというものがわかってきた




時間だ……バイト終了の時間


俺
「ダイちゃん、ありがとう!楽しかった。帰るわ!」


ダイ
「うん!またね!」



こんなかんじで友達と二人で競馬育成ゲームで馬を育ててレースにだしたり。コインのRPGゲームやトランプにもハマった。よくくる小学生にコインをあげてから小学生達が懐くようにもなった



だけど…ずっと同じものをやりつくし遊びにいき、さすがにほとんどやりつくした




そして目についたのがスロットだった


スロットは友達がする話を聞いたことがある。でも一回行くと最低一万は使うと聞いたから俺には絶対入り込めない世界


一応、コインをいれて回してみた



んーー……。




全然面白くない



やっぱりトランプゲームに戻る


しかし、やっぱりトランプゲームもあきて、スロットに戻ってしまった



コイン三枚いれて回す。
てか全然よくわからない。
どうすればいんだろ?


確か、このキャラクターはドンチャン??

ハナビと書いてあった。

そういえば、友達が三連ドンチャンを狙って揃ったら当たりと言ってた…。


三連ドンチャンを狙ってみた。






………。





ていうか、まじで全然、全然見えないし!!
こんなん見えるとか凄いわ!



続く