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パチンコは金がないと無理

大人の娯楽や
俺には、ちょっと余裕ができたら三千円ほどパチンコをうつくらいしかできないや


やはり安いゲーセンがお似合いだった

数ヶ月たち
香水屋をやめた

理由


香水にそこまで興味がでたわけではなく
社員や香水関係で今後も働きたいとは思わなかったため…


昔から
話すのが好きで話すのは経験が大事だと思ってる


だから
香水は香水で話すネタが増えたからOKだった

それからスポーツジムのインストラクターにも働いた


レッスンをうけもち
…先生と呼ばれるようになったのに…


やめた



おじいちゃん
おばあちゃん
に囲まれて、のほほん生きてる自分が嫌だった…


たかが
そんな理由

しかし

そんな理由でやめても
家賃を払わないといけないし
都会じゃ生きていけるわけがない!!

慌てて


探したのが
時給1000円のビラ配り

と
居酒屋のかけもち



バイトを転々とかえてわかった


俺は時給だとサボる!

頭の中に
「所詮、時給!!」
と思う


いかに楽して稼ぐか!
しか考えない

だって、みんな同じ時給じゃん…なら楽をしたほうがいい


サボる



サボる事しか考えなかった


その結果
ビラ配りをサボりだした

ビラ配りのビラは、そのまま客が店に持ち込み使える

だから客が持参した時に
誰のビラを客が持ってきたかわかる


だいたい
4時間で500枚配ると

自分より長く働いてる人が言っていた


俺は友達とバイトにはいったのでいつも友達と配ってた


俺
「てかさー、勝負しようや!何人連続でビラをうけとるか!」

友達
「いいよ!」

とか

俺
「今から20枚どっちが早く配るか勝負しよや!」

友達
「いいよ」

そんなことしてると
500枚を1時間で配れた



あとは…サボることしかない
だって…他の人は一日で500枚ならちょうどいいぐらい


それでも月に客が誰のチラシを何人が持ってきたか?
というグラフが事務所に貼ってあったが10人中3番くらいだった

そりゃ持ってくる度にバイト代があがるならばヤルキはでるが、首にならない程度に配った後はサボる



そして
1時間で配ったあとは


いつものサボる場所へ向かう



続く