『目指せ!人生設定6!』
ロンリー人生⑯タイミング
掲載:2011/10/13 11:00
ユキ
「ごめん…。」
俺
「ちょっ…ちょっと待ってよ。」
急すぎる。電話番号聞かれたのさえ知らないし、俺が仕事で夜中にいない時にそんな事があったのも今知った。
そもそもユキは俺と住む為に地元を離れてきてくれたのに…。
ちょっと…
なんなん…
意味わからん
特にタカシ…本当に本当に最低な奴…
ユキ
「だから家でるね…。」
俺
「ちょっと…今仕事で凄い大事な話してるんよ。またゆっくり話さしてよ。頼むから…。」
ユキ
「ごめん…。でも…もう決めたし…。」
俺
「だから、ちょっと待ってって!頼むから。」
最悪……
苦労して、県外まで仕事の紹介でやっと『やる』と友達が言った瞬間…。
タイミング悪すぎる
そして、そんなやりとりですでに10分たっている。
ヤバイ…。
俺
「まじで、まじで頼むから。また後でかける。きちんとでてよ。」
もう夜だし俺は県外にでてる。帰るには数時間かかる。ユキは今からでも部屋をでていきそうな雰囲気で俺は気になって仕方なかった。
席に戻った。
俺
「マジごめん。遅くなった。」
シマ
「リョウ、まじ遅すぎ~。」
シマはとりあえずその場のために明るく言う
男友達
「遅いよ。何してん。」
俺
「ごめんごめん。トイレトイレ…。」
頭の中はユキが今でも出ていくかもしれないという不安でいっぱいだった
そして話をすすめていったが…
トゥルル…
トゥルル…
着信
ユキ
またユキや…
シマ
「電話なりよるよ。」
俺
「あっ…うん。」
トイレで時間くったし、さすがに今すぐでれない。
とりたいが一度我慢した。
そして数分たち
また
トゥルル…
トゥルル…
着信
ユキ
やばい……。
荷物まとめたとか、そんなんやないやろな…。
かなり不安になってきた。
俺
「マジごめん!!電話でてくる!マジごめん!」
トイレに駆け込み電話をした
俺
「ちょっ…どうしたん?今忙しいんやけど。」
ユキ
「あのね…家でようかな思って。」
俺
「だから、今は待ってって。俺が仕事一生懸命なの知ってるやろ?今、大事なんよ!マジで…。」
続く