『冒険人生。2』
1円パチンコ・10円スロット
掲載:2008/1/30 16:00
大手、中小問わず、至る所でこの手の営業が目に付くようになりました。
起死回生で営業を変えた店、どうせ非稼動の台を放っておくくらいならと営業を変え
た店、もしかしたら、儲かるんじゃないかと営業を変えた店。
ハッキリ言って、1円や10円営業は、きっつぃ営業なのです。
交換率の変更によって、同店内で島別にした所は、特に悲惨。
玉の持込など、余計なセキュリティに人材や設備投資がかさみ、非稼動状態より、赤
字を巨額に生んでしまうケースに陥っています。
しかし、ここまでは机上論で十分に理解できるはずなのですが、どうして、1円や10
円営業をするのでしょうか。オイラには、まったく理解できません。
低換金率に設定しても、遊び率(ベース)が同じなら、何ら通常の営業と変わらない
ワケですから。
等価から1円パチンコに変えた場合だと、4倍の稼動を持ってきて、はじめて同じ値に
なるのですから、20,000稼動のお店なら、80,000稼動で、やっと同じ粗利益になるワ
ケです。
ってか、80,000稼動って、アータ!(アンタw)
1時間を6,000稼動、13時間営業にて計算すると、80,000稼動に届かない計算になるの
ですから、まぁ、何ともアホらしいというか、イジらしいというか。
スロットにおいては、10,000稼動を2倍の20,000稼動にするのは至難の技でしょう
し。
20,000稼動にして、やっと同じ粗利益なのですから、やるだけ無駄と思われるワケ
で。
そもそも、打ってる側としても、5号機で、やっとこ5000枚出しても、5万円にしかな
らないし、だいだい、5000枚なんて、ナカナカ出ないし。^^;
稼動重視で・・・なんて言うお店があったとしたら、そら詭弁でしょと、オイラは思
うのであります。利益を取らないと、お店は成り立たないのですから、まずは利益の
確保が必要になるのです。
娯楽の殿堂(古っ!)なんて、言ってますけど、つまるところギャンブルなワケです
し。
この先、1円パチンコや10円スロットを、しっかりとした理念で行ったところ以外
は、真っ先に潰れるでしょうね。
そもそも、この1円パチンコや10円スロットは、表向き「お客様に優しく」なん
て、謳ってますが、遊び率(ベース)が同じである以上、まったく優しくないのです
から。
1円パチンコや10円スロットを始めたお店は、「最後ッペ」だと思って間違いない
でしょう。苦しいのは判りますけどね・・・^^;