『目指せ!人生設定6!』
ロンリー人生⑬仕事の疑問
掲載:2011/10/11 09:40
なんとかホームレスから脱出した
知らない女の子と伝言で会い
知らない男の人に会わされ
知らない部屋に同居することになり
知らない仕事をしだしたが
やっと
普通に部屋をもつことができた
大事なのは行動
とにかく悩まず何でも行動してきた自分の結果だった
何かをしないと始まらない。
悩む時間があれば、何か動いてみる
それが
俺のスタイルだった
ユキとの暮らしが始まった。
時間があればシマと会い仕事を頑張った
しかし
徐々に仕事に疑問を感じてきた
し、仕事をする自分が嫌になってきた
予防産業?
事業をおこす?
俺
「シマー?いつになったら会社になるん?そんな事を言ってたやん」
シマ
「あっ…まだ人数増やしてる段階よ…」
なんか
それ以上深い話をしたら話をずらしだした
この仕事は20才以上で学生以外しかできない
そして
「ちょっとした出会いも大切にして仕事を一緒をできるように話をもっていって」
と言われてきた
だから
まず
二十歳以上にしか興味がない
話しをしても
仕事を一緒にするような話を展開していく
つまり
人を選びだし
下心ができだした
そんな人を選ぶ自分が嫌になってきた
興味あった女子高生にも興味がない…
合コンしてきた女子大生にも興味がない…
興味があるのは
仕事してくれそうな人…
話しても
心の中で「二十歳以上か?」
「学生か?」
「仕事できそうか?」
そして仕事に興味づけをしながら話す
嫌だった
無知な俺だったけど少しずつカラクリがとけてくる
これって
ただ高額な商品を売る
方法じゃん…
俺
「シマー。あんさこの仕事って一番最初に頭のいい人が商品を売るために考えたやり方やん…。
商品を売るためにうまく話をつなげて作ってるんやない?
最初に説明する言葉から丁寧に考えてからさ…。
結局、一番上が考えた商品を売る流れやろ…。それらを俺らみたいな無知な若い人が「夢」だの「希望」だので仕事をはじめる感じよね」
シマは、また話をはぐらかした
やっぱりシマもわかってるんだ…
最初は凄い事をしてるって思って友達にも一生懸命にすすめた
今は人を騙してる感覚が芽生えてきる…
素直に表現する俺には
騙してるとなれば…やりずらい…
結局
頭いいやつが
考えた
金儲けの方法
うまく言葉を組み合わせて考えた説明
高額に売ってるだけ
確かに成功してる人もいる
がその何十倍も失敗してる人もいる
やる気がなくなってきた
続く