『目指せ!人生設定6!』
ロンリー人生④接触
掲載:2011/10/1 10:25
ショッピングモールで立ち話をしていたが近くの喫茶店にとりあえずはいった。
肩にかるったギターと荷物をテーブルの横に置いて座った。
女の子
「ここまで大変やったやろ?」
俺の大きな荷物をみながら明るく話してきた
俺
「キツイよ。荷物おもいし!チャリのカゴにのせたらフラフラよ…。慣れたけど…。か名前は?」
女の子
「そりゃ、これをチャリのっけりゃ大変だろね。まぁ名前はシマって呼んで!」
俺
「シマ?わかった、シマね。俺はリョウやからヨロシクね!」
女の子はジュディマリのユキちゃんに似て顔は可愛らしく愛想がいい。明るく活発そうだった。
でも可愛いらしい子が俺とすぐ会おうとするなんて…。
シマ
「何 飲む?」
俺
「えとねー水!!」
シマ
「おいっ!いーよ。ドリンク代くらいだすから!」
俺
「まじで?でも水でいーよ!」
なんでこんな親切というか、普通女の子がいきなり会ったばかりの男にジュースおごらないやろ…。
シマ
「すみませーん!」
店員を呼んだ。
シマ
「えっと、コーヒーと…
何する?」
俺
「み、水でいいよ。水がいい!」
シマ
「いいから、コーヒー?」
俺
「じゃ、じゃ、オレンジジュース!」
コーヒーはそんなに好きではないから、コーヒーを頼まれるくらいならとつい頼んでしまった。
店員
「かしこまりました。」
俺
「ごめん、ありがとう」
シマ
「いいよ。で、毎日なんしよん?」
俺は毎日のことを話した。
寝る場所や毎日ウロウロしてること、たまに誰もいないとこでギターひきながら歌ったり…
俺も聞き返した。
シマ
「てか、スーツだし何しよん?ここまできてくれたし。」
シマ
「凄いこと!」
俺
「ちょっ…凄いことって何なん?」
シマ
「凄いことよ!説明しにくいけど…。」
俺
「ちょっ…気になるやん!凄いことって、何?何?何?」
シマ
「えとね、えとね、えとね、凄いこと!!
俺
「なんやねん!さっきと変わらんし、ちょっとーシマー、シマ姉さん、教えてよ!」
シマ
「誰が姉さんやねん、年下やし。気になる?」
俺
「気になる!はやく教えてよ~。」
シマ
「えとね…」
続く